【やめてほしい怒り方】への非難
先日、この【やめてほしい怒り方】というツイートが話題になっていました。
最初に、見かけたときは「へーそうかー」くらいに思って、後はあんまり何も思わなかったのですが、周りにも反応している人が結構いて、結構否定的な意見が多いんですね。
「上司はお母さんじゃない」とか「保育園児かよ」とか、「お金もらってるのにそんな態度で仕事してるんですね」とか。こんな感じで否定が多い……というか、むしろ散々な模様。
私自身は、この漫画に全然賛同できる派なので、「え、そんなに変な話かな?」と思って、こうしてnote書いているわけなのです。
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確かに、これエピソードと書き方で、かなり損してるとは思います。
自分の落ち度で仕事をすっぽかしたのに、開き直って言い訳をしている人にしか見えないんですよね。その辺がかなりマイナスに働いたんだろう、と思うのですが、『失敗したことを責めるのは辞めて欲しい』というメッセージ自体には十分同意できると思うんです。
だって建設的じゃないもの。
子供じゃないんだから『自分のしたことは、してはいけないことである』ということは、ガミガミ言われなくても重々わかっているでしょう。そこに対して『悪い事をするな!』と、繰り返されることに何の意味もありません。そんなこと本人も知っているし、時間と労力の無駄です。
『叱ることでイヤな気持ちを植え付ければ、次は繰り返さない』とかいう人も居ましたけど、それを理屈というのはちょっとムリがあると思いますし、それはむしろ道理のわからない『子供』に対する教育に近い何かです。
子供に善悪を教えるときには、理由はないと思いますよ。ダメなものはダメです。理由がない、というよりは「理屈で割り切れない場合が多い」という感じでしょうか。親の持っている価値観を、何度となく伝えるしかありません。
でも相手は、新人とはいえ善悪のわかる一人の大人です。
声を荒げてただ叱りつけるような状態であれば、むしろ上司が自らを律することができず、自らのうっぷんを晴らしているだけではないのか、とさえ私は思います。
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そして私は、『どれだけ気を付けていてもミスは起こる』と思っています。単に、自分にミスが多いので、そう思っているだけかもしれませんが(笑
とにかくそうなると、どんなレベルのものでもミスは起こって当然。ミスを責めている暇があったら、効率が良いミス防止スキームを作るべきだと考えます。人が一人で気に掛けることが出来る範囲は限られているのです。
もちろん程度の問題はありますし、「無視していい」とまでは思いませんが、『失敗したことを責めるのはやめて欲しい』というのは、私にとっては賛同できる意見でした。