たそがれはめがねのせい
そもそも「たそがれ」ってどういう意味だ?
と思ったのは、久方ぶりに映画「めがね」を見たせい。関係ないですけど丁度「黄昏流星群」のドラマもやってますね。昔、友達が大好きで大プッシュされました黄昏流星群。いいよって。
ドラマは見てませんけど、結局は弘兼節が好きかどうかよねあれは。
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話がそれました。
映画めがねには「たそがれ」という単語が沢山出てきます。「じゃあここに遊びに来た人は、いったい何をするんですか?」「たそがれ・・・る?」とか、「でもたそがれないのに、ここへいったい何をしにきたんですか?」とか。
わりと最初から繰り出される、日常的でカラっとした「たそがれ」の奔流に違和感を感じる私。
あれ?たそがれって「物悲しいもの」ではなくて?
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そんなわけで早速調べてみたわけです。「たそがれ」とは。
一日のうち日没直後、雲のない西の空に夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯である。(wiki)
人の見分けがつきにくい時分の意。1 夕方の薄暗い時。夕暮れ。2 盛りを過ぎて終わりに近づこうとするころ。(goo国語辞典)
ふんふんこれはわかる。黄昏流星群はこの「たそがれ」ですよね。
そして「たそがれる」と言ったときには、こう斜陽というか、夕暮れの中で思いふける。どこか影のある思索の様、というイメージがありました。
いや正確にはそう「思い込んでいた」んですねこれが。
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ほらだって上の検索したやつ。一言も出てこなかったんですよ。
「思いふけること」って。
目からウロコかメガネの掛け違いか。何にしてもどーゆーことやねんと思ってまたグーグル先生に推しはかるわけです。そしたらすぐ出てきました。
たそがれる (黄昏る)外を見てぼうっとする。物思いにふける。若者語。なお、江戸時代は夕暮れになる意。(日本俗語大辞典)
そうか。これ俗語なんですね、「思いふける」というのは。全然知らなかった。これは目からウロコの方だわ。
そんな感じでたどると「世の中の八割の人はたそがれを勘違いしてます!」のようなサイトも沢山出てくるじゃないですか。なんならこの記事もそんなキュレーションサイトの一つになってしまったような気がしてちょっと恥ずかしい。
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何にしても「めがね」はいい映画で、「たそがれる」こと以外はあんまり何も起きません。そこがいいんですよね。
正直そんな生活にはとても憧れます。ただ私、多分「たそがれ」には向いていないと思うけれど。すぐ飽きてしまいそう笑
ちょっと悔しいので、向いていないなりの反骨心でヘッタ―は自分のめがねにしてみました。かわいい子です。
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「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)