センスを磨く

こたつも
ストーブも
エアコンも
扇風機も
ヒートテックも

使う前はなんてことないのに
一回でも使い出すと
無い環境が苦痛になり
無い環境に耐えられなくなり
手放せなくなる。

それ以外にも
パソコンも
スマホも
SNSも
ネットショップも
高速のInternet回線も
そもそもは無かったわけだ。

でも、
無い時代には
無い時代なりに過ごしていたし

そもそも無かったわけだから
「無くなる」ことに対する不便さも無かった。

時代も
テクノロジーも
色んな仕組みも

どんどん進化し
一昔前に比べると
比較にならないほど快適になったし
便利なサービスを多くの人が
使えるようになった。

物質的なニーズは満たされ
今は裸でTシャツを買いに行く人なんて居ない時代。

どんどん快適に
どんどん便利になっている。

でも人は、
快適さや
便利さにはすぐに慣れ
すぐにそれが当たり前になり
感謝を忘れてしまう。

感謝はすぐに忘れてしまうが
その一方で、
それが当たり前でなくなったときの
不平不満は忘れない（笑）

元来、
ポジティブな変化には気づかないが
ネガティブな変化には敏感に反応する

そういう性質なんだな。

でもどうせなら、
快適さや
便利さや
優しさや
そういうポジティブな変化にも
敏感に気付けるセンスを
これからもっと磨いていきたいな。





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