新卒入社から半年間リモートワークして感じたこと

こんにちは、株式会社アジケでフロントエンドエンジニアをしている本田です。
コロナの影響により、2020年4月に新卒で入社後、初日からほとんどの期間リモートワークで仕事をしてきました。

今回は、入社直後に不安だったこと、半年間リモートワークを続けて良かったことや、困ったことなどをまとめます。
来年度リモートワークの環境下で新しくメンバーを迎える際の参考になればと思います!


入社して不安だったこと


・先輩の名前と顔を覚えられない
元々人の顔と名前を覚えることが得意でないため、リモートワークで他の方と話す機会が少ないと余計に覚えられないのではないかと思っていました。
特にリモートワークだと、同じプロジェクトで関わっているか、同じ職種でなければ顔を合わせる機会すらほぼゼロに近いと思います。

これに関しては、リモートワークが始まってから導入された、毎朝Zoomに集まって全員でラジオ体操をする取り組みや、『GoodNew』という最近あった良かったこと、新しく始めたことなどを毎日1人ずつ発表する取り組みのおかげで比較的すぐに解消されました。


良かったこと


・通勤時間がかからない
リモートワークで一番良かったのは、やはり通勤に関することだと思います。

会社からは比較的近い場所に住んでいますが、それでも通勤時間を他のことに当てられるのでありがたいです。通勤にかかるはずだった時間は睡眠に当てたり、勉強したりしています。
私は地方から上京してきて満員電車を経験したことがないので、毎日電車に乗らなくていいことも助かっています。

・ 集中する時間を確保しやすい
周りに人がいないので、集中している時にその状態を保ったまま仕事を進められました。
また、会社周辺は交通量も多いため、家の方が集中しやすい気がします。


困ったこと


・社内の人間関係がわからない
出社しないと、社内の誰と誰が仲がいいか、ミーティングなどで会話している相手がどういう性格の人かなどがわかりづらかったです。
また、やりとりがほとんどテキストなので、やりとりをしている相手の感情もわかりづらかったように感じます。

来年度はおそらく今年度よりは出社しやすくなると思うので、基本はリモートワークでも、会社の雰囲気を掴むために週に何回かは出社する日があるといいなと思います。

・ちょっとしたことを聞きづらい
基本的な業務に支障はなかったですが、普段の雑談の中で解消できそうなことや、緊急性はないけれど気になることを聞きづらかったように思います。
例えば、リモートワーク以前から働いていればわかるようなドキュメント化されていないことや、ドキュメントを探すのには時間がかかりそうだけど、聞いたら一瞬で解決できそうなことなどはいつ聞けばいいかタイミングを掴みづらかったです。

こちらも原因は話しかけるタイミングが掴み難かったことなので、出社することや雑談できるタイミングがあれば聞きやすいかなと思います。

・外を出歩かなくなる
元々インドア派なのであまり外出はしないのですが、通勤しなくなったことによって、1週間のうち外に出る日が2、3日あるかないかという状態になりました。
その影響か、足の爪が巻き爪気味になって歩くと痛むようになったので、定期的に出歩いたり運動したりすることも必要だと実感しました。

これに関しては個人で週間づけるしかないかもしれませんが、私は三日坊主になりがちなので、運動する習慣をつける取り組みや制度があると助かるなと思います。


所感


入社してスムーズに業務を行えたかについては、弊社には元からリモートワークの制度があり環境が整っていたことや、ドキュメントの電子化が進んでいたためか、新人として入っても安心して業務に取り組むことができました。

最初の数ヶ月はリモートワークの利点を感じることの方が多かったです。
しかし、長期間の間リモートワークを続けていると、逆に出社した方が集中できたり、出社することで気分を切り替えられるようになりました。
最近は週に1回出社しており、それがいい気分転換になっています。

まだ毎日オフィスで仕事をするという経験はしたことはありませんが、近いうちにリモートでの仕事とオフィスでの仕事のいいとこ取りをした働き方ができるようになればいいなと思います。

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