アジ@保育士

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最近の記事

メダル必要ある?についての個人的見解

 こんなツイートをして色々な反応をいただきました。  一人一人リプにお返事をしようと思ったけど、反対の意見になってしまう方にはどうしても上手く思いを伝えられる自信がなかったので、今回はこのような形で返信の代わりとさせていただこうと思い、長文を書き連ねました。 てことで、本題   今回のような「必要ある?」という議論において「子どもが喜ぶ」という反応はあるのは当然で、子どもが喜ぶことをすれば大抵のことは良い効果を及ぼすものだと思います。  ただし、今回『がんばったで賞』

    • 運動遊びについて

      ○はじめに 僕は保育中、子どもが遊んでいる様子を次の3つの視点で捉えることをよくしています。 ・考える時間になっているか ・体を動かす時間になっているか ・人と関わる時間になっているか  このどれかに当てはまってりゃ何かしら育ってるでしょ。という割とゆるーい視点なのですが、今受け持っているクラスでは『体を動かす時間』という部分の弱さを感じています。  そんな経緯もありながら、子ども達も凄く喜んで遊ぶので、なるべく外遊びの時間を多くとれるようにしていたのですが、ここ最近は

      • 1ヶ月、ダンゴムシと子どもに向き合って思ったこと

        ガッツリダンゴムシの画像を載せると想像以上にグロかったのでナウシカさんに薄めてもらいました。 ウチのクラス(年少)では空前のダンゴムシブームが起こっています。本題の前にその軌跡一旦紹介したいと思います。 4月末辺りから、運動会なんかよりもダンゴムシへの興味がじわじわと高まってきた事が始まり。 →外に出る度にダンゴムシを探そうとするが、なかなか見つけられない子ども達 →葉っぱの形に切った画用紙にダンゴムシシールを貼ってダンゴムシ探しゲームをする →子ども達、外に出た時

        • 指針について僕が思っている事

           最近ちょこっと指針についてのツイートをしてみました。  正直、指針を業務軽減のために利用すんな!って意見も来るかなと覚悟はしていたのですが、意外とそんな事もなく安心したところです。 なので、この際色々思ってる事言っちゃってスッキリしちゃおうかなと  まず、先のツイートの終わりに書いているように、僕は指針の事を『味方』だと思っています。これまでの保育人生の中で、色んな上司先輩から、あー言われたりこー言われたりして迷っていた時に、指針を基準に色々なものを判断させて貰えまし

        メダル必要ある?についての個人的見解

          目標指向から目的志向へ

          2月末に食育の会議があって取り組みの発表をすることになりました。 そこで最近はちょこちょこプレゼンテーション作りをしてました。PowerPointがないのでiPhoneのkeynoteで作ってたのですが、まぁ細かいタッチにイライラしてiPadを買いに行く寸前でした。 iPad Airですっけ?カバーがキーボードになるやつ。あれ欲しいなぁ てことで本題なんですが、そのプレゼンテーションの中身の話をツイートしたいけど言葉で上手く表現できないので、そのまま画像で貼り付けること

          目標指向から目的志向へ

          【後追い型?】久々に一斉製作やってみた話

          前回のnoteでは自由製作!自由製作!ってあれだけ熱弁しました。※他のnoteも書いてたけど途中で放置状態  あれから一ヶ月も経たずして、色々な大人の事情やら、子どもの事情を考慮した結果、久々に一斉の製作活動をやりました。 まず完成見本だけ置いておいて 「説明なんかなくても作れるよ。って人はもう始めていいよー。説明がいる人は後の人が追いつくまで待っててね」 とだけ伝えて、僕は最後尾に位置する子と一緒に進んでいく後追いスタイルでやってみたんだけど、これもまた面白い。

          【後追い型?】久々に一斉製作やってみた話

          製作活動の在り方について

          はじめに 保育園の活動において切っても切り離せない活動の一つに製作活動がある。僕はこの保育園での製作活動の在り方について問題を感じている。 『そろそろ次の壁面を考えないと・・・』 『アイデアを考えたり、材料の準備もしないとだけど、そんな時間がない』  そんな悩みを抱えている保育士はとても多いのではないだろうか。僕もその一人だった。  しかし、このような製作活動に対しての『義務感』は、以下のような問題に直結している。 ・保育士の長時間労働や持ち帰り業務の一端となっている

          製作活動の在り方について

          就学前の文字学習について思うこと

          また我慢ができなくて園長ツイートをしてお騒がせをいたしました。 多分ウチの園ほどの低レベルのものはそうそう無いとは思いますが、割と年長児ならワークとかならやったりするよ。って園はそこそこ存在しているのではないかと思います。 割とそんな色んな園も巻き込む話だったと思うので、個人的にこの『就学前の文字学習』について思っている事をお話ししたいと思います。 ※また長いです。過去イチの長さ! 賛否両論ある話だとは思いますが、一個人の考え方としてお受け止め下さると幸いです。 初

          就学前の文字学習について思うこと

          子どもとの対等な関係性作りの為にやっていること。その①

          前回のnoteの記事。多分、色々な批評があるだろうなと予想してて、恐る恐るの投稿だったのですが、沢山の共感をいただきとても嬉しかったです。 そのコメントの中で、対等な関係性を作るためにはどんな事をすればいいのか?というお言葉をいただきました。 あくまで自分の経験上でのお話しかできず、必ず正解だというものはお示し出来ませんが、一つの方法論としてお伝えできればと思います。 ◎はじめに 基本的に大人は子どもよりも強い存在です。力も知識も経験も圧倒的なスペックを誇り、 ある意

          子どもとの対等な関係性作りの為にやっていること。その①

          僕が目指したい保育

          これまでの大人主導の保育を変えていくために『見守る』事の大切さがよく唱えられる。 だけど最近、見守る保育も行き過ぎればネグレクト的なものに向かうのではないだろうかという危うさを感じている。 確かにこれは極論だ。だけど、今の行き過ぎた大人主導の保育を見ていると、そんな極論に行き着く人が存在しないとは言い切れるだろうか。僕は確実に現れると思っている。 そもそも何故見守る事が必要になるのか? それは、子どもが自分で考えたやりたいことをしようとする時に、大人の存在がブレーキと

          僕が目指したい保育