子どもとの対等な関係性作りの為にやっていること。その①
前回のnoteの記事。多分、色々な批評があるだろうなと予想してて、恐る恐るの投稿だったのですが、沢山の共感をいただきとても嬉しかったです。
そのコメントの中で、対等な関係性を作るためにはどんな事をすればいいのか?というお言葉をいただきました。
あくまで自分の経験上でのお話しかできず、必ず正解だというものはお示し出来ませんが、一つの方法論としてお伝えできればと思います。
◎はじめに
基本的に大人は子どもよりも強い存在です。力も知識も経験も圧倒的なスペックを誇り、
ある意味、命を握っている存在と言えます。
それ故に特に意識をしていなければ【子ども<大人】の関係性となりやすいです。
特殊な例として【子ども>大人】になる事もありますが、色々複雑な話になるので今回はそこは考えません。
そこはまたその内に機会があれば
ということで、【子ども<大人】の関係性から【子ども=大人】にするためには、
・子どもの力を上げる
・大人の力を下げる
この2つになる訳ですが、子どもの力を上げるというのは現実的ではないので、大人の力を意図的に緩めていくしかありません。
そんな方法として自分が意識して取り組んでいるものをお伝えしていきたいと思います。
◎言葉かけ編
園生活をしている上で、どうしても子どもに保育士の意図通りに動いて欲しい時があります。そんな時の言葉かけ
1、〇〇してもいい?(質問)
2、〇〇してくれる?(お願い)
3、〇〇しよう(誘導)
4、〇〇しなさい(命令)
5、〇〇しろ(脅迫)
※ただし威圧感を出すと軒並み脅迫となる
僕は基本的に上2つしか使わないようにしています。苦肉の策で3を使わざるを得ない時には、後で反省をします。
そして、上の言葉かけの際には必ず『理由』を伝えるようにしています。
理由を使える事は色々メリットがあると思ってて、その先にある出来事に見通しを持ち、今の状態と、見通しの先を比較して、自分にとって良い方の選択することができます。
他にも、世の中の物事には色んな道理があって、それを知るという事は論理的な思考を育む事にも繋がると思っています。
まぁ、その辺は今回はどうでもよくって、そもそもの話が、大人の都合で子どもに動いていただく訳ですから、相手には『納得』をしてもらわねばなりません。だから理由を伝えねば筋は通りませんよね。
そして、必ずその後には"お礼"を伝えます。
『ありがとう』『ごめんね』『助かったよ』
例えば上司から頼まれた仕事をやって『お利口だねー』とか上から目線の言葉を言われたらものすごくイラっとしませんか。
対等な関係性はまず言葉で現れると思っています。そしてそれは確実に子どもに伝わるものだと思います。
ちょっとした言葉の違いかも知れませんが、何度も使えば大きな積み重ねになってくるものだと思うので、是非参考になればと思います!
あ、これ全部書こうと思ったら想像以上に凄いことになるやつだとここで気づく。
続きはまた今度
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