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きみの鳥はうたえる、

久しぶりに南瓜を買った。ポリヤルにしようか迷ったが、今日はココナッツカレーにした。南瓜のココナッツカレーは作った鍋も綺麗に食べましょう。水分が飛んでぺりぺりになったカレーをパンでこそげて食べるのが一等うまいのだ。

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キャベツとグリーンピースのポリヤルも作った。これは渡辺玲さんのレシピだ。最後に味見をしたらしょっぱくてやっべーミスったかなと思ったけれど、ココナッツファインの入れ忘れだった。ココナッツファインを入れたらピタッと味が決まったので感動した。

だいたいどのカレーレシピ本にも書いてあるけど、塩の分量が味の要だということをひしひしと感じる。初めのうちはスパイスの量で味を決めると思ってしまうけど、実際はスパイスは風味の素って感じ。風味を引き出せるかは塩にかかっている。すごいぞ塩。スパイスだけじゃなくて食材の味も引き出すので、同じスパイスを使っても食材が違えば全然違う味、違うカレーになって面白い。

午前中、“きみの鳥はうたえる”を観た。海がある北海道ってこんな感じなんだ〜と思った。北海道の夏に湿度を感じる風景ってあまり見たことがないのだが、それは私の知っている北海道が内陸部だからなんだな。

三人がビリヤードやダーツ、ライブハウスで遊んでるのが懐かしかった。自分も若い頃にそうやって遊んでたことを思い出した。(石橋静河さんの踊りと歌が美しかった、その点が全く私と違う訳だが…)

この映画に限らない感想だけど、キャスティングってすごいな。キャスティングを仕事にしている人の話を聞いてみたい。

二十歳そこそこの頃の空気を胸いっぱいに吸いこむような映画だった。
私の中ではあの三年後くらいに佐知子は全然違う人と結婚して、ほとんど“僕”も静雄も思い出さない、そうだと良いなと思う。



パンを焼くために使わせてもらいます