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「このペンまだ書けるよ」ってなんて言う?
私は神奈川で生まれ、育ち、現在もそこに住み、働いている。
学校だって小学校から高校までは神奈川県。大学は東京都だったけれど、とにかく私は東京〜神奈川という大変狭い範囲内でしか生きたことがない。
今日の職場、日中出勤のメンバーは私を入れて3人。岩手県出身で就職を機に上京してきたHさん、名古屋出身で結婚を機に関東に来たSさん、そして神奈川生まれ神奈川育ちの私、この3人だった。
「あじさん、"線香"って言ってみてよ!」
2人が私に言ってきた。すると、私と名古屋出身のSさんの"線香"の発音は「せ」にアクセントがついて下がる感じだけれど、岩手県出身のHさんは、同じく「せ」にアクセントがついて「こ」から上がるイントネーションだった。(説明が難しい…)このやりとりをきっかけに、ここから地方訛り&方言トークに花が咲いた。
名古屋では「ダルい」を「えらい」って言うとか、岩手では「なんかしっくりこなくて気持ち悪い」を「いずい」って言うとか、そんな話でワイワイ盛り上がった。
特に私が面白かったのは、この記事のタイトルにもした「このペンまだ書けるよ」ってなんて言う?と言う話題
私(神奈川)「このペンまだ書けるじゃん」
S(名古屋)さん「このペンまだ書けるが」
H(岩手)さん「このペンまだ書かさるじゃ」
と、三者三様の答えが出たのがとても印象的だった。3人ともちょっとずつ違うこの絶妙な感じに皆で仕事中なのに大笑いしてしまった。同時に、こんな出身地も違う3人が今同じ職場で一緒に働いているって不思議で、こうやって楽しく仕事ができる今、この偶然はとても幸運なことだと感じた。
大人になって、年齢も出身もバラバラな人達との出会いが圧倒的に増えた。もちろん気の合わない人もいるけれど、学生時代には考えられなかった色々な人達との出会いは、1つ1つがとても興味深くワクワクする。私はそれだけでも「大人になってよかったな」と感じるくらいだ。
一つ一つの出会いに感謝しなくちゃいけないな。ここを読んでくれたあなたにも、ありがとう。
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