同期と初対面

席へ向かうとおじさんと俺を含めて7人いた。

わかりやすいように名前をかきます。

おじさん(OT歴20年)〜斉藤さん

同期A〜児玉 25歳 男 PT

同期B〜鴨田 21歳 男 PT

同期C〜林 21歳 男 PT

同期D〜江頭  22歳 女 PT

同期E〜遠藤 23歳 女 ST

そして俺の計7人だ

年齢はバラバラで、4年生の学校をストレートに卒業した俺と同い年なのは江頭さんだけだった。2人は年上、2人は年下。

流石に初対面は皆作り笑いながら愛想良くしてくれる。当然俺も笑顔で対応するさ。

無難に終わるかと思っていた束の間、この時点でマウントを取ろうとする問題児がいた。。。


鴨田だ。

「脳卒中の人に対してまずどこからアプローチする?俺は体感だね。何故なら〜」

「実習のバイザーは全然わかってなかったから喧嘩しちゃった」

まだ心開いてない段階で自分の武勇伝を語るか、、、なかなかヤバい奴が一緒ではないか。

鴨田はヤベー奴と認識。。。

児玉さんは、年上で話し方も落ち着いて頭の良い感じは話をしていても伝わった。後から聞いた話では国家試験の点数は240点?くらいの数字を叩き出してたとの事。彼は後々も成長スピードが凄まじくレベルが俺とは違うPTになる。

また児玉さんの大学の先生がこの病院で非常勤として勤めており、他の同期よりも病院の内情を把握していた。

「〜さんって人は気をつけた方がいいらしい」「基本的には皆優しいらしいけど、まぁ合う合わないあるからねー」

不安だ、馴染めるか不安だ

林くんは大人しい人だった。あまり皆と話さず目も合わさない、人見知りなんだろう。

はじめのオリエンテーションでは男女で分かれて話をしてる事が多く、江頭さんと遠藤さんは後々説明していく。


とにかく心配だったのが鴨田だ。。。こういうタイプの部類は昔から嫌いで基本的には無視を貫いていた。

だがしかし、ここは学校じゃない。学校であれば無視でいいが仕事となるとそうもいかねぇ。。。

それに初日からツンケンした対応もよくないため無難に過ごしたが、今後も要注意人物だ。。。

そんな感じで同期と初対面しオリエンテーションも無事終わった。

次の日は土日で休みだ!!!

と、その前に

月曜日からリハビリ室へ出勤する。

その為にリハ室へ挨拶と確認に行かなければならない。

さぁ、いざリハビリ室へ!!!


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