病院勤めの理学療法士の話

理学療法士の日常を小説チックにします。緩めにノンフィクションとフィクション交えて描きま…

病院勤めの理学療法士の話

理学療法士の日常を小説チックにします。緩めにノンフィクションとフィクション交えて描きますので楽しんでください

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ついに始まった臨床

普通は8時半までに出勤すればOKだが、うちの病院は1年目が雑用業務や新患の処方箋をまとめて割り振りの人に渡さなくてはいけないので早めに来なくてはいけない… 同期で7時半に集合するようLINEで決まった。 俺はそこそこ家が遠かったので6時半に家を出なくてはいけなかった。 リハ室に着くと2年目の方達が雑用を教えてくれた。 この2年目の人達が強烈だった。 教えてくれた池辺さんという女性の先輩はピアス穴がものすごく多く、さながらパンク系の様だった。 また広島出身でバリバリ方言使

    • 休日

      社会人になってはじめての休日 しかし、なんか違和感がある なんか時が進むのが早くないか? もう土曜日の夕方… 明日も休み、、、なのに気分がどんどん落ち込んでくる 今日寝たら明日起きたら、その次の日は仕事… 悲しい 社会人てのはすごいもんだと実感しました 働き始めて父親も尊敬する様になりました そんなこんなで土日はあっという間に過ぎて月曜日を迎えようとする 続

      • 緊張の初リハビリ室へ

        緊張しながらリハビリ室へ向かう。 俺だけじゃない、他の同期も緊張しながら向かう。斉藤さんは余裕の表情 「経験者は余裕があっていいなぁ」と当時は思っていたが月日が経った今考えてみると、斎藤さんも不慣れな場所で当然緊張していただろう。それを見せないように、余裕な表情を作っていたのは今となって尊敬する。 リハ室に到着 時間は5時前で、少ないながらまだ患者さんもいた。 斎藤さんは室長から俺らとは違う場所で説明を受けて、STの遠藤さんもSTの先輩に呼ばれた。 そしてPTの女

        • 同期と初対面

          席へ向かうとおじさんと俺を含めて7人いた。 わかりやすいように名前をかきます。 おじさん(OT歴20年)〜斉藤さん 同期A〜児玉 25歳 男 PT 同期B〜鴨田 21歳 男 PT 同期C〜林 21歳 男 PT 同期D〜江頭 22歳 女 PT 同期E〜遠藤 23歳 女 ST そして俺の計7人だ 年齢はバラバラで、4年生の学校をストレートに卒業した俺と同い年なのは江頭さんだけだった。2人は年上、2人は年下。 流石に初対面は皆作り笑いながら愛想良くしてくれる。

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        • 新社会人、新人理学療法士スタート
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        • 新社会人、新人理学療法士スタート
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          新社会人・新人理学療法士スタートの朝

          4月1日… 朝、目が覚めると16年間の学生生活が終わり俺は新社会人になった。 緊張であまりよく眠れず寝不足のなか着慣れないスーツを着て、「行きたくない」という不安な想い抱きながらも時間は待ってくれない。。。 出発の時間 駅へ向かい、今まで大学通学に利用してた電車とは逆方向の電車に乗る事にとてつもない寂しさを感じた。 「怖い」「やってけるかな」 新生活は誰しもが不安な気持ちになるだろうが、学生→社会人はこれまでの比にならないくらいの緊張感だ。。。 職場の最寄駅に着

          新社会人・新人理学療法士スタートの朝