見出し画像

ぶらぶら映画と秋の空、と10月21日の日記

映画「最高の人生の見つけ方」を観てきました。

天海祐希さんが好きなこともあり、不定期放映される『スナックあけぼの橋』もその都度観ていまして。

この番組、ドラマやレギュラー番組の変わり目の時期に、番宣のために企画されていると思うんだけど、その空気がものすごく緩い。

天海祐希さんが「ママ」、石田ゆり子さんが「チーママ」という設定で、時々のゲストを迎えてスナックトークが進行していく。石田ゆり子さんがお酒を作ったり、手料理がちょこちょこ展開されていくのも、とても危なっかしくて面白い笑

ムロツヨシさん、吉永小百合さんとこの映画のゲストが全力でキャスティングされていて、この現場、とにかくすごくおもしろそうだなと。

そこでの事前情報もまぁまぁありつつ、UUUM鎌田さんのnoteも読んでいたので、映画も観に行こうとなったのでした。

うちの近所に、「としまえん」という遊園地があって、そこに併設されている「ユナイテッド・シネマとしまえん」でぼくはいつも映画を観ます。

昨日は、そこまで30〜40分の距離を散歩して、秋の風を感じながら、着いた頃には身体もしっかり温まってた。大江戸線とか西武線に乗ればサクッと電車でもいけるのだけど、昨日は「足を動かそう」というnoteを書いたこともあって、フラフラ歩きたくなった。

平日にサクッと休みをとって、フラっと映画を観にいくって、なんか自由でいいなと。

映画の内容は、公式サイトの説明を引用しておきますね。

家庭のために生きてきた幸枝と、会社のために生きてきたマ子。全く違う世界に暮らしてきた2人が偶然に出会い、自分たちの唯一の共通点は余命宣告を受けたことだと知る。主婦業と仕事以外に何もやりたいことのない人生の虚しさに気づいた幸枝とマ子は、たまたま手にした12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するという無謀な旅に出る。

映画館には、平日とはいえ、住宅地も近いので結構たくさんの人がいました。また、主演が吉永小百合さんということもあってか、心なしか「シニア層」のお客さんが多かったと思います。

まぁ、そうなりますよね。

ただ、映画を見始めてすぐにすすり泣きの音が聞こえてきて、「あ、そうか」と思いました。

何かっていうと、客席に“シニア層が多い”ということは、「死」とか「余命」がテーマのこの映画、すごく共感ポイント多いんじゃないかなということ。

時々、グッとくる場面は確かにあるのですが、犬童一心監督って、なんていうか、“喜怒哀楽”のパラメータを目一杯振り切ってくる感じがすごくしました。“余命宣告”から始まる作品なのに、コミカルな部分が随所にあって、全体としては、“希望”の方向性というか。

同時に上映されていた『ジョーカー』も観たい気持ちはあったのだけど、今の自分の心情にとっては、重たさと合わせて、考える作品でもあるので、同じ重たさならば、出口に希望がある形のものがよかった。

作品の選び方一つとっても、自分の「今」を知れるから、いいなって思います。11月には石田ゆり子さん主演の「マチネの終わりに」も始まるので、これも観に行こうと思ってます。

以前、小説で読んでいたので、とても楽しみな作品です。

なんか、とりとめもないことをつらつらと書いていますが、こういう時期も必要だなと思って書いています。

まさに、“ささやかな日々を、いとおしく生きる”を、昨日の映画は教えてくれた気がします。

10月21日(月)

朝、起きてすぐに妻の珈琲を淹れて、ポットで持たせていってらっしゃい。

娘も普通に幼稚園がある日なので、送っていき、あとは自分の時間の使いようです。ただただ電車に乗って、どこかへふらーっと行ってもよかったのだけど、近所をフラフラ散歩したい気持ちもあったので後者を選ぶ。

家の掃除を軽くして、まずはいつも喫茶店「トレボン」へ。モーニング550円で、ブレンドとトーストをいただく。

軽く本を読み進めて、昼前に若干客席が埋まってきたので、ぼくは散歩に出かける。幡野さんの「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」を読んでました。ページの端をすごくたくさん折りました。

としまえんまでフラフラ散歩しながら、GR3で時たま写真を撮りました。秋って、春や夏と違って、彩度が少ないけど、その分気持ちが落ち着いていいですね。

映画館でチケットを買って、時間まで読書の続きをする。

映画、感情を揺り動かされました。

帰り道も散歩したくなったので、練馬駅まで歩いて、駅前の老舗喫茶店「アンデス」へ。鉄板で出てくるナポリタンとブレンド。

このお店は珈琲は特別美味しいわけではないですが、食事メニューがバラエティ豊富で美味しく、おすすめです。(ただ、店内分煙なのでタバコが本当にダメって方は厳しいかも。)

本を読み終えて、スッキリした気持ちで帰宅。

妻もちょうど帰ってきたところで、秋刀魚を焼いて、家族で夕飯。

早めにベッドに入ったのですが、寝つきがよくなかったので、いっそのことと思い、キングダムの新刊を読んでいないことに気づいて読んだり、

大坊さんの焙煎の本を読んだりしました。

いい秋の日のおやすみ。

さて、今日は4連休の最終日。

ご機嫌にいきませふ。

ぼくも誰かの応援をしようと思います!