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菊水酒造からの贈り物

今月も届いた。
『無冠帝」と『五郎八』の最高な菊水コンビ。

ぼくは今、本業とは別に、
新潟、菊水酒造さんのオウンドメディア『BREW』で執筆のお仕事をしている。

『執筆』といっても、日々の暮らしのことを少しだけ真面目に振り返り、月に二本のブログにしたためるという簡単なものだ。

もちろん仕事として原稿料も頂いている。

自社メディア運営者の方からSNS経由でお声がけをいただき、昨年から続けてきて、まもなく1年ほどになる。

原稿料とは別に、酒蔵さんからの直のお礼ということで、毎月こうして旬なお酒を頂戴する。好きなことを書きつつ、贅沢なお仕事だ。

本当にありがたいと思う。

この『BREW』、とても変わったメディアで、普通なら『日本酒』とか『日本文化』とか、かかわりの深そうなテーマのもと、運営されるものだと思うのだが、そうした縛りが一切ない。

あなたの『こだわり』や『好きなこと』を書いてください。

ああ、あたらしいメディアの形だな、と。直感的に参加を決めた。

もちろん、このフリースタイルゆえに、たいへんな部分もあるかもしれないが、ぼくは普段の暮らしから気づいたり、見えたりすることが多くあり、それを書き残したいという思いがあるので、ネタに困ることはない。

何より学びになるのが、このメディア運営の手法だ。複数の書き手と編集ディレクターの方がコンタクトをとり、入稿管理や時には文章の校正などもやる。

今後地元に戻り、地元発信の『メディア』を地道に運営していこうと思っているじぶんにとって、書き手側としてこうしたプロジェクトに参加できるのはありがたい機会だ。

ウェブ、紙など媒体の形にこだわらず、ぼくも福島にコミットしたメディアをやりたいと思う。とにかく『継続できる形』を常に探している。

BREWの連載を続けていく中でも、ぼくの大好きなお酒『会津娘』や、普段からお世話になっている地元の魅力的なお店、生産者の方々のことも、少しずつ記事にしていきたいなと思っている。


***


そういえば、小さい頃から、作文や日記を書くのが好きだった。

大学生の頃、『ほぼ日手帳』に出逢ってそれは加速していく。愛用の手帳は今年で11年目。

今では日々の中で気づいたことを『ほぼ日手帳』と『5年手帳』にそれぞれ書き記している。

たまに忘れて寝てしまうこともあるけど、翌日になって思い出せれば書くし、無理なら「忘れた」と書く笑

長い間、じぶんに『得意』はないと思っていた。

音楽の才能や絵の才能のある人、

プレゼンの上手な人に憧れていた。

そんな能力があったらいいなと思っていた。


でもそれって結局、無い物ねだり。

言ってしまえば『お金』とか『お給料』の話と一緒で、際限のない話だった。

だいじなのは『それ』をして何を為すか。


『得意』がないのは今も変わらない。

でも、何かを『好き』だという気持ちは、年齢を重ねるごとに強くなっているのを感じる。

会津や福島の魅力的なものや、人。

そうした『だいじなもの』のために心を込めて書いて紹介したり、応援したりしたいとすごく強く思う。

1月も、あと数日で終わりだ。
aizuloverを、どうぞよろしくです。


『なんにもないけど、なんでもある。』


今日の一曲

奇妙礼太郎より『よっぱらってる、いつも』



ぼくも誰かの応援をしようと思います!