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冬の日に、三回聴き直したラジオ

11月末に福島の実家から、大量の柿が届いて1週間と少し。まったく片付かずキャビネットをオレンジ色に彩っています。

柿って、そんなに一気に食べられないのですが、この時期は栄養価も高いので、毎年よく食べることにしています。

今が、ちょうどいい熟れっぷりなので、少しずつ消化していこうと思います。


それにしても、今日は冷えた1日でした。

最高気温が7度。

そんな中、朝から髪を切りに行きました。10月末に切ってから少し時間が経っていて、だいぶ頭が重くてなっておりました。

ヘッドスパもし、スッキリ短めにカットしてもらう。

おかげさまで、帰り道は日中にもかかわらず、頭がスースー寒い感じ笑

思わず帽子をかぶって帰ってきたくらいでした。耳も寒かったので行きも帰りも、ヘッドホンでラジオを。

最近あまり聴いてなかった土曜日のJ-WAVE、この日は、森山直太朗さんがゲスト。

出演は、ひとつのコーナーでしかなかったのだけど、ついついそこだけ聴き直してしまった。

来週から公開のドキュメンタリー映画『人間の森を抜けて』の話や、今クールのドラマ『同期のサクラ』のことを。

ドラマの主題歌に『さくら』の2019年版が使われている。ちなみに、内容は観ていない。

ラジオを聴いていて思ったのが、森山直太朗さんの言葉の使い方。歌詞もそうなのだけど、話言葉もやっぱりすごく素敵で、耳ざわりがよかったので、行きに二回、帰り道にも一回聴き直しました。

話していたのは、だいたいこんなこと。

『人生の楽しみ』について

昔は体を動かしたり、発散させていたりしたのだけど、歳を重ねて最近は満たし方、満たされ方が変わってきて、山小屋を設けて、そこから見える木々や、動植物の営みを感じている時間を大事にしている。
アクティブではなく、本当にフラッとしている時間。今いる場所から離れてみる。目の前のことをこなしていれば人生ってどんどんと進んでいってしまうけれど、その中で得られるいわゆる達成感というのは、“フェイク”だと思っている。
日々の日常から物理的に離れる時間、行動を起こすこと自体がとても大事で、そうすることで普段見えている風景とは別のものを目にすることができる。その際、“どこでなにをするか?”ではなく、日常の中で“そうしようとする”こと自体に意味がある。

最初は耳が寒かったから、、ただただ聴き流していただけなはずだったのに、こんな話が意識にスッと残ったのが気になって、二度、三度と聴き直すきっかけとなりました。

もちろん曲もよかったし、このドキュメンタリー映画も観てみたいなとも思った。

それと何より、日々の生活目線、心情から意識的に離れる時間、場所を設けたいなとあらためて思った1日でした。

いい土曜日を過ごしています。寒いけど。





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