帰ってきたよ、アメリカに。
本記事は、オレゴン州・ワシントン州など米国北西部を中心に毎月発行されている日系紙「夕焼け新聞」に連載中のコラム『第8スタジオ』からの転載(加筆含む)です。
1記事200円の入場料をいただきます。マガジン1000円。ひと月に1度のペースで配信(現時点で終了予定はありません)。6本以上読みたい方、継続して読みたい方、さかのぼってマガジン内の過去コラムを読みたい方はマガジン購入がお得です。過去コラムは、35本以上あります。
日本にとどまるべきか、アメリカに戻るべきか、最後まで悩んだが、結局私は運を天に任せることにした。
つまり、飛行機のキャンセルがあったら(コロナ禍ではよくある)次にとるフライトを意図的に数週間先、場合によっては数ヶ月先に引き延ばし、2学期以降も子どもを日本の小学校に通わせてみようと思った(今は前後期制が取り入れられ、1学期・2学期・3学期制はなくなっていましたがね)。
フルリモートの現地校と通学できる日本の学校の天秤は神のみぞ知る、でいいじゃないか。
もし飛行機がスケジュール通り順当に飛ぶならば、私たちは帰る先がフルリモートの、コロナ感染者が日本の比じゃないアメリカであっても、それが運命なのだと受け入れ、すんなりアメリカに戻ろうと思った。
それが数ヶ月前に私が決めたそもそものフライトなのだし。というわけで、私は己れによる意図的コントロールを放棄しました。神様、あなたの好きなように決めてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?