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帰ってきたよ、アメリカに。

本記事は、オレゴン州・ワシントン州など米国北西部を中心に毎月発行されている日系紙「夕焼け新聞」に連載中のコラム『第8スタジオ』からの転載(加筆含む)です。
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日本にとどまるべきか、アメリカに戻るべきか、最後まで悩んだが、結局私は運を天に任せることにした。

つまり、飛行機のキャンセルがあったら(コロナ禍ではよくある)次にとるフライトを意図的に数週間先、場合によっては数ヶ月先に引き延ばし、2学期以降も子どもを日本の小学校に通わせてみようと思った(今は前後期制が取り入れられ、1学期・2学期・3学期制はなくなっていましたがね)。

フルリモートの現地校と通学できる日本の学校の天秤は神のみぞ知る、でいいじゃないか。

もし飛行機がスケジュール通り順当に飛ぶならば、私たちは帰る先がフルリモートの、コロナ感染者が日本の比じゃないアメリカであっても、それが運命なのだと受け入れ、すんなりアメリカに戻ろうと思った。

それが数ヶ月前に私が決めたそもそものフライトなのだし。というわけで、私は己れによる意図的コントロールを放棄しました。神様、あなたの好きなように決めてください。

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