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「あなた『に』ラブレター、書きます」サンプル

クライアント:スガノヨシカ(敬称略)


【呼んでほしいお名前(例:本名/ニックネーム/アカウント名)】
●ヨシカ
【年齢(例:10代/20代/30代)】
●非公開
【あなたを表した漢字1文字(例:春/爽/赤/小)】
●謎
【言葉遣い(敬語 or タメ口)】
●タメ口
【シチュエーション(例:あなたの恋人/片想いしている友人/一度しか会ったことがない人)】
●(スガノヨシカさんの)恋人




ヨシカへ


おはよう。


あ、僕の方はね。これを書いている今は、朝だから。


キミがこれを読んでいるのは、昼かな? 夜かな? わからないから、どっちも言っておくよ。


こんにちは。
こんばんは。


なんだか、いざ書くとなると、恥ずかしいな。自分で決めて自分で始めたくせにね。まあ、ちょっとしたサプライズだと思って、読んでほしい。僕が好きなキミへ。


ヨシカがこれを読んでいる今が、昼なのか夜なのかわからないくらいだから、キミが今何をしているのかも、僕にはわからない。元気にしているなら、それでいいんだけどさ。こんなご時世だから、そうじゃないこともあるよね。


もしも後者だったら、忘れないで。独りで苦しむ必要はないってことを。僕が直接何か出来るわけじゃないけど。それでも、忘れないでほしい。


それで、ヨシカは今、何をしているのかな。キミは、よく迷っているから、今もそうなのかな。


これじゃ、語弊がありすぎるな。決して悪い意味じゃないんだよ。方向音痴なのは僕の方だけど、そうじゃなくて。何て言ったらいんだろうね。


『謎』


『言』葉の中で『迷』う人。
言葉と言葉の間を、ゆらゆら歩いている。僕には、キミがそう見えるんだ。


纏足は、知ってる? 今は廃れた、中国の悪しき風習だけど。


当時の女の子はちっちゃい頃から足に布をぐるぐる巻きにされてね、それ以上足が大きくならないようにされちゃうんだ。当たり前だけど、成長した女の子は上手く歩けなくて、右へ左へふらふらしてしまう。でも、当時のセクシュアリティは、それを良しとしていたんだ。


誤解されちゃいそうだけど、キミのそれは、ちょっと違うんだ。


たしかに、ゆらゆら歩く様は似ているかもしれない。けれど、しっかり歩くことが出来る足を以て、解けることのない『謎』を前に、振り子のように歩くキミは、とても強くて、とてもかわいい。


まあ、日々の中にある『謎』にふり回されるのは、誰でもそうかもしれない。(僕だって、きっとその一人だ。)でも、ヨシカのふり回される姿……いや、キミの場合は、むしろふり回しているのかな。とにかく、その姿はきっと特別にかわいいよ。それはたぶん、僕がヨシカを好きだからだと思う。


次会えるときは、そんなキミの姿が見れるのかな。なんて。ミス・シャーロックじゃなくても、シャーロキアンじゃなくても、世界一『謎』が似合うヨシカが好きだよ。


×××





「あなた『に』ラブレター、書きます」


ココナラにて、お仕事受け付け中。


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