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メンタルでも、資金管理でもない。トレードは手法だ。

鉄のメンタルや堅固な資金管理をもってしても、優位性がないなら勝てません。。でも、なぜかそういうのが分からない人、相場に多いんです。これ、日本人だけでなく、海外の人にも結構な割合でいます。

勝率が50%のくじ引きでは、メンタルを鍛えようが、資金管理を徹底しようが、勝てるわけがないですよね。なんでこんな簡単なことがわからないんだろうと、普通の人なら思うと思いますが、僕もそう思っていた過去があるのでわかります。

トレードで勝てない時には、勝てない原因をあれこれと考えます。するとその理由にメンタルや資金管理が浮上します。負けた分を取り返そうと掛け金を上げたり、乗り遅れたと慌てて飛び乗ったら逆行したり、そして、こういう時に負けると、ものすごく嫌な気持ちになります。そのせいで、勝てない原因をメンタルや資金管理に求めるんだと思います。

ところが、これを読んでいる人が、勝てるトレーダーになったとしても、100%こういうことをしなくなるわけではありません(笑)流石にワントレードで口座資金が吹っ飛んでしまうようなことをしていては話にならないのでしませんが、少しレバレッジ(掛け金みたいなもの)が高くなってしまったり、”飛び乗ったら直ぐに逆行” こういうことが0になることはありません^^;

それでも勝てるのは、手法や考え方に優位性があるからなんですよ。たしかに、初心者の頃に比べればメンタルも資金管理もましにはなっていますが、逆行して損切りしてもレバレッジを高くして損切り幅が大きくなってしまっても、勝つことの方が多いから、最終的に利益が残るんです。

何が言いたいのかというと、メンタルや資金管理を強調して語るトレーダーというのは、勝てるようになった後でも飛び乗りや損切りの遅れがなくならないことを知らないんだろうし、手法が良ければ少々メンタルや資金管理に問題があっても最終的には利益を残せることも多分知らない。彼らはメンタルや資金管理のせいで負けているという妄想からまだ抜け出せていないんです。要するに、勝ちトレーダーでない可能性が高いので、その人たちの話を聞いても悪くなることはあっても良くなることはないということです。しかも、その人たちに巻き込まれると、洗脳状態のようになってしまう恐れがあるので、初心者の人は距離を置いた方がいいでしょうね。

今回は以上です。ご精読ありがとうございした。

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