ワードとポメラ　2022年1月21日

こんにちは。藍澤誠／Jの先生です。

今日は「文章をテキストエディタで書いてもらう」ということを、２人の生徒にしてもらいました。

一人は小学５年生の男の子で、キーボードで入力はしたことがあるものの、パソコンで文章を作成する（中高一貫入試の問題を解く）のは初めてということ。

私はブラインドタッチは、「もうこれ以上は自分としては速くできない！」というところまで上げていますが、この男の子はまだまだゆっくりで、「手書きとそこまでは変わらないスピード」でした。

「小さい【つ】はどうやって書くんですか？」

と質問してくるレベルです。とうぜん手書き以上に苦労するわけですが、自分の頭の中にあった言葉たちが、綺麗なフォントで並んでいくのがとても嬉しかったみたいです。手の疲れも鉛筆よりはずっと少なくてラクチンという感想。プリントアウトまで自分でやってもらって、作成した文章を持って帰ってもらいました。

だんだんしっかりとした文章が書けるようになってきました（原文ママ）

続いては、高校１年生の男の子。
オリジナルの小説を書きたいと言っていた彼は、頭の中の世界を、手書きでノートにびっしりと書いていたので、私は【ポメラ】を貸し出ししてあげることにしました。

ポメラ自体の写真を取り損ねてしまったのですが、ポメラとはキングジムが出しているテキストエディタで、文章の作成にのみ特化した、パソコンとは違う、書くことに集中できる機械です。

キングジム デジタルメモポメラ シルバー DM30シル

手書きからキーボードにしたことで、圧倒的に入力が楽になったとのこと。
学校に持って行ったり、家での隙間時間に文章が書けそう！　と喜んでいました。
こんな金額を出すならiPadを買うでしょ、ということにもなりそうですが、計算機が計算のみで便利なように、ポメラは文章のみ（辞書機能はあり）という潔さが、集中できてすごくいいんです。授業中にこっそり書くのは、授業を受けている動きとして不自然なので難しいと思うのですが、彼の創作の力強い味方になってくれるといいなと思っています。