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無理ができない社長

あいざわかずひろです。

ジャパンエナジーフード株式会社という会社の代表取締役(社長)をやっています。

「社長」という言葉はすごいですね。社長なんて5まんといるし、行政書士さんに10万円も払えば誰でも社長になれるんですが、会社を立ち上げたら「すごいですね」とか、「立派ですね」とか言われるんですよね。

社長になっても、継続できなければ凄くもないし、社員を雇って、世の中のためになる仕事をして初めて「立派」とも言えるんじゃないかと思います。

うちの会社は、玄米 × 味噌 シリアルバーという商品を開発して、販売しています。

https://energyfood.co.jp

他にも色々やっていますが、それはまた別の記事で。

今回書きたいのは、タイトルの「無理ができない社長」です、という話です。

社長って、バリバリ働いて、徹夜とか平気でやって、ってイメージがあるかもしれません。そういう人、確かにたくさんいます。成功(という言葉はあまり好きではありませんが)している社長にも、そういうタイプの人が多いです。

やはりそういう人間像って、眩しく見えるし、目指したいなあと思って、何度かそういう「無理できる」人間目指して変わろうと思って、実践したことあるんですよ。結果は・・・

1回目(2012年)→ アキレス腱断裂(バドミントンで身体の限界を超えて勝ちを目指した結果)

2回目(2016年)→ アトピー性皮膚炎発症(仕事のやり方を変えようと思って睡眠時間を減らして仕事を増やした結果)

3回目(2021年)→ 自律神経やられる(仕事量を増やして人不足をカバーしようと思って事業を増やして現場仕事も増やした結果)

年を経て3回チャレンジしましたが、3回とも大きな代償を払って「無理」を撤退しました…

今は3回目の自律神経の代償をどうにかコントロールしながらやっています。

無理なできない身体な分、良くも悪くもですが、「最小限の努力で最大限の効果を発揮する」ということにかけては、わりとうまくやってきました。

そう、そうだったんです。すっかり忘れてました。自分はそういうタイプだということを。

学校の試験も、いきなり勉強を始めるのではなくて、どうやったら効率よく覚えられるかを考えてから勉強をしていました。テストの時も、相手がどういう意図で出題をするかを考えながら解いていました。先生の性格や授業の雰囲気などから、「ここはテストに出るな」というところを見極めるのが、結構得意でした。もちろん、時間をかけて、網羅的に勉強をした人には敵わないんですけどね。

網羅的に物事を突き詰められる、エネルギーを十分に持っている人には敵わないということを自分ではわかっているのだけれど、そういう人から羨ましがれれるということがちょくちょくありました。

「お前は本当にうまくやって羨ましいよ」というのです。

僕からしてみれば、それだけエネルギーを持っていてめちゃ羨ましいのですが…

そして、ある時に気付いたんですね。

これは「役割」の違いだと。

僕は、最小限のエネルギーで一定の結果を出して、それをつなぐことでシナジーを生み出す、いわば「ジェネラルタイプ」

僕を羨ましいという人の多くは、一つのことに集中して突出した結果をだすことができる「職人タイプ」

どっちが良いとかじゃないんですよね。

(ジェネラルタイプはマシンガンタイプ、器用貧乏タイプ。一点突破タイプはキャノンタイプ、職人タイプとか、色々言い方ありましたが、今回は平和的でわかりやすい表現として上記を選びました)

いろんなタイプの人がいていいし、自分が無理して職人タイプになろうとしても、それは適正ではない。だから、無理なくジェネラルで、最小限のエネルギーでやっていこうと思います。そんな社長もいていいよね、と自分に言い聞かせて。

そんなわけで、いつも以上に省エネモードになっております。どうか悪しからず。滞っていることがあればお知らせください。

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