土で。
わたしがしょっちゅう作るのは、具のない茶碗蒸しだ。
卵液をつくって、濾して、容器に入れて蒸す。
シンプルな茶碗蒸し。
たまごとおだしとほんのり塩味と。
シンプルだから飽きんしつくるのも苦じゃない。
というわけで、昨夜も茶碗蒸しでした。
茶碗蒸し用に使っている器をふたつ紹介します。
ひとつめ。
そばちょこ風のかたちをしつつ、だいぶ爽やかなブルーをまとったカップ。
これもだいぶ初期の頃の作品。
カップの側面はだいぶ薄くつくれているけど、底面はだいぶ厚いので見た目よりだいぶ重たい。
施釉の前に外面に絵の具で螺旋状に線をひいていて、それがうっすら透けてるのも、内側の底に釉薬が流れてたまって濃くなってるのも、全て偶然の賜物でそれが全部わたしの好みだったという奇跡。
この釉薬、その後何度も使ったけどこの色は再現できなかったもんなぁ…。
ふたつめ。
これは中〜後期の、だいぶ作陶に慣れてきた頃の作。
底面の厚さはそれでもまだ厚めです。でも、側面の厚みとのバランスでいえば悪くないのと、丸っこいフォルムと飲み口のほんのちょっとの反りはお気に入りポイント。
持ったときの手なじみがすごくいい^ ^
施釉にむらができたのは少し悔やまれる点ではあるけれど表情としてみれば愛着もわきます。
見た目はブルーの子の方が若干容量が大きそうで、実際測ってみたらほぼ同じでした。どっちも120ccくらい。
いつもはひとつだけの紹介なのが、今回はうつわ2つ分の紹介プラス茶碗蒸し紹介まで笑。
長めの記事になってしまいました。
どの子も愛着はあるけど使ってる子は特に思い入れがあるのが記事を書いていて自分でわかります^ ^
お皿の紹介もしたいんだけど、お皿って写真撮るのめちゃくちゃ難しいな…。
ちょっといろいろ試してみてまたアップします^ ^
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