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【私が私を苦しめていた-ヴィパッサナー瞑想での気付き-】


想像していた以上に受け取るものが多くて、体力的にも結構グッタリして以前の感覚に戻すことに時間がかかりました。

やっとこさ通常運転へと戻ったので、今回のヴィパッサナー瞑想合宿10日間について綴っておこうと思います。

もしかすると私と同じように

頑張り続けねばと自身にプレッシャーをかけたり
走り続けていないと不安
なにか成し遂げていない自分には価値がない


と思ってしまっている方は少なからずいるんじゃないでしょうか。

私はそう思っていたんですね。

でも今回をきっかけに
自分は何かになろうとせず
ありのままでいてもいいんだって気づきました。

ヴィパッサナー瞑想瞑想は

自己観察による自己浄化、心の手術
とも言われています。


私の場合は、潜在意識にあった自分でも気づいていない感情や思考のクセにも気づき、奥底にあったものも浮かび上がりました。そしてそれが涙となり浄化されたと考えています。

例えば
死に対する恐怖や誰かを失う恐怖」

そして1番大きなシコリであった

私は幸せにはなれないと思っていること」

この思考がいつも前提にあり、常に私は「いつかは孤独になること」
を想像して人生の舵をきっていました。

どんな苦難や荒波がきても精神的に強くなくてはいけない。

成長し続けない自分に価値はない。
じゃないと1人になった時にどうやって自分は生きていくんだろう。

誰かにそう言われたことがある?
いいえ、ありません。
自分自身で勝手にそう思い続けていたんですね。
これはもちろん今まで育った環境や人間関係や出来事が私のこの思考の癖をつくったのも事実です。

私自身今回の経験で肩の力が良い意味で抜けて

どんな自分でも自分を受けいれる勇気が持てたこと
どんな自分でも価値があること
そして私は幸せになってもいい存在なんだと気づきました。

今読んでくださってるあなたも同じです。

あなたは幸せになるために存在している

今回のヴィパッサナー瞑想で
「ありのままをみる」ことの難しさを実感し

苦悩に満ちているこの人生を生きていく上で
いかに「ありのままをみる」ことが大切なのか腹落ちしました。

どうしても人は自分の観たいように物事を観るもの

自分の都合のいいように解釈するし、勝手な想像を働かせ
いつのまにか自分で自分を追い詰めている。

結婚していないし、彼氏すらいない自分には価値がない。
子供を産んでいない自分には価値がない。
良い仕事に就けず、昇進できず、競争社会で脱落した自分には価値がない。

やりたいことがなく、ただ日常が過ぎていくだけの人生である自分には価値がない。本当にそうでしょうか?

育った環境や周りからの刷り込み、世間からの煽りや経験によって出来上がった思考によって自分で自分を苦しめている可能性はないでしょうか。

この思考のフィルターをクリアにする方法の一つが瞑想なのかな、と今回の経験を通じて感じました。

すごいスピードで世の中は進んでいく中で、本来の自然の摂理に従って生きるべき。私たちには静けさと平穏さを自分の中で感じる時間がこれからより必要だと思う。

あなたがありのままの自分でマルをあげられますように。

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