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インドでアーユルヴェーダのコンサルテーションを受けたお話

今回のインド滞在では南インドで16日間のパンチャカルマと、リシケシでコンサルテーション及び1回だけアヴィヤンガを受けました。

信頼する方からのお勧めで出会ったドクター2名共がとても良かった。
今回はリシケシでのコンサルテーションについて綴っていこうと思います。

脈診だけで言い当てちゃうドクター

男性の先生ですが、会った瞬間の第一印象は
目の奥が澄んでいて真っ直ぐで信頼できそうだな、といった感じ。コンサルテーションでは身体的な問題だけでなく、心のストレス状態等の問診もあり自身のことをオープンに話すのでドクターとの相性はとても重要。

私は現在、甲状腺機能低下症で、10代の頃は甲状腺亢進症を患っていました。病歴やアメリカでの生活についての話をし、問診、脈診、舌のチェックを行いました。

私は日本でのドーシャチェックや自身の体質からvatakaphaと思っていましたが、診断はまさかのpittavata!!私はpittaの要素って少ないと思っていたので、びっくり。そしてどうやら私の不調はkaphaの乱れからきていると。そこは納得。いつも不調は鼻や気管支炎からくるのです。

そして1番びっくりしたことは脈診してすぐにドクターからズバズバと私の性格を当てられたこと。

Dr「あなたは自由と変化を好むよね。そして自由を奪われることが何よりもストレスなんだよ。アメリカ生活が始まってストレスによって甲状腺に不調がでたのも納得。年を重ねればこの変化を好む気質も落ち着いてくるから安心していいよ。まぁまだ先だろうけど。
そして小さなことでは満足できない性格だね。」

私「ひぃぃえぇぇ、まさにそうだよ。なんでわかるの?引っ越したばかりで、今のアメリカ生活には私のコミュニティがないの。友人もいないし、車の運転も不慣れだから一人でどこかへ行くこともできない。でもリシケシには自由があるから、ここでの生活はとても心地がいい。」

ドクターがあまりにも私のことを理解していることに本当に驚いた。まさかの脈診でここまでわかるのね。
完全に信頼をおいた私は家族との関係性の悩みも打ち明けると、そのアドバイスも心に響くもので涙をグッと堪えるので精一杯でした。

食生活や日常の過ごし方、アーユルヴェーダのお薬も処方してもらい大満足。コンサルテーションだけで90分以上話してしまった。


アーユルヴェーダとの向き合い方の変化

益々アーユルヴェーダが好きになった。アーユルヴェーダの智慧の素晴らしさを再認識したし、何よりもドクターへのリスペクトが大きい。それがゆえに私がアーユルヴェーダを生徒さんに伝えることが、おこがましく感じてしまったのも事実。私が知っているのはほんのちょっとの部分だけ。アーユルヴェーダはとても壮大で言葉では言い尽くせないほどの素晴らしい医学。これからは学びと経験により重視していこうと思いました。

スピリチュアルな側面を知ること

そしてこれはアーユルヴェーダだけでなく、ヨガに関しても同じだと思うけど、やはりスピリチュアルな側面は重要で、神様への祈りの習慣やマントラは切っても切れないものだとインド生活で実感しました。かといって私はヒンドゥー教ではないので、全てを取り入れることはできない。でもアーユルヴェーダやヨガを伝える立場として、現代にあったわかりやすく、手軽なアプローチだけでなく、本質的な部分を自分の目で見て伝えることが代々伝承してくださった方への敬意なのかな、とも思う

次の渡印でもこのドクターにはお世話になろうと思っているので、楽しみだ♡






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