【Copilot】パワポで自動プレゼン資料作成
こんにちは!株式会社ニジボックス UX・ディレクション室 室長の吉川です。
今回はMicrosoft Copilot(Copilot Pro)をパワポで使って、自動でプレゼン資料を作成することに挑戦してみました。
実務で利用するには、まだ懐疑的な声も多いCopilotですが、実際にどこまでできるのかを試してみたので、今後Copilotで作業効率化したいと考えている方々の参考に少しでもなれば幸いです!
1.プレゼン内容の作成
まずはプレゼン内容の作成をMicrosoft Copilot(旧Bing Chat Enterprise)で行いました。
このプロンプトを使えば、#調査内容のところにプレゼンで話したい内容を入れれば、その内容をCopilotがブラウザ上で調査して概要をまとめてくれます。
※プレゼン内容も完全自動で出す前提で考えたので、すでに内容がある場合はプロンプトを調整!
今回の調査内容はダミーで「プロ野球の高打率の秘訣」と入れてみました。すると以下のようなプレゼン内容が出力されました。
これで、下準備は完成です!そして、ついにここからCopilot Pro(Microsoft 365 Copilot)の出番です。
2.Copilot Pro(Microsoft 365 Copilot)でパワポでスライド作成
といっても、やり方は簡単!
まずはCopilotがアクティブになっているパワーポイントは上部右上に「Copilot」というアイコンがでていてこれを押します。
すると、右側にチャットUIが出現するので、そこに先ほどのテキストをそのまま流し込みます。(最大2000文字までなので注意)
少し待てばスライド完成!
最低限これだけで出来ます。
ただ、デザインがとても微妙。。。
それも自動で解決します!
3.Designerでデザイン調整して完成!
Copilotのとなりに、雷のようなマークのアイコンがあります。
これが「Desiger」です。
ページごとにはなりますが、これを押すだけでデザインパターンを複数提示してくれます。
あまり気に入ったものがなければ、できるだけイメージが近いものを選んでください。デザイン変更した後にもう一度「Designer」ボタンを押すと新しいデザインをベースに、デザインパターンを提案してくれます。
そして各ページのデザインを自動で調整。
これで完成です!
完成したスライドがこちら!
4.最後に
いかがでしたか?
正直実用するようになるにはもう一歩二歩な部分はありますが、自動でここまでできるようになりました。
現状ではまだプレゼン資料の叩きとしてまでが現実的な利用範囲な気がします。
ただMicrosoft CopilotはOfficeツール全体で使えるので、例えば
1.Outlookメールでの問い合わせに自動返信文を作成
2.返信文をWordで要約
3.パワポで資料化
みたいな使い方も無限に考えられます。
AI時代はどう組み合わせて、どう効率化・クオリティアップさせるかが鍵だと思いますが、さらにそれが重要になっているとひしひしと感じます。
Microsoft Copilotの今後の進化に期待しつつ、現時点でのナレッジがすこしでも参考になれば幸いです。それではまた次回!
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