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おのずと

ひとりひとり
みているせかいは ことなれど

やまとこころは いきている

こみあえば
おのずとれつをなす

一から十までいわずとも
こころさっして おのずとうごく

ひとのよろこびを
おのがよろこびとおもう

ひとのそそうは みぬように
おのがしまつは ていねいに

虫にも 石にも みたまをみる

一から十までいわずとも
よにみならいて みについていく

ひとをみて ひとをおもいて くらすから
おのずと みについていく

おのずの「自」と「己」はおなじ。

頭で考えて動くのでなく、自然にやる。
自分からやる が 自ずからやる
 のようでそうではない

「己」が 「自然」と 合一しているから
「自」と「己」、
「自ら」と「己ずから」 が同一になる

「自然」は
 すべての「自」が 然るべくあること
「己」が 然るべくあれば 「自然」

そんな風景はまだ
このやまとのくにのいたるところにある。

そのこころをもっていれば 心配いらない。

ひびのいとなみにもまれて
たまにはわすれることもある。

でも やまとひとにねづいたそのこころは
うしなわれもうばわれもしない。

ひとのそそうはすてておけ。

なにがあろうと やまとこころは いきつづける。

すべてはおてんとうさまのみこころのうち

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