④◆男同士のトイレの秘密
突然ですが、小学生の僕が初恋を経験した頃、学校のトイレでウンコをすることはとても恥ずかしいことでした。みんながどうやってバレずにウンコをしてたのか(もしかしたら我慢してたのか)今でも不思議で仕方ありません。(僕はバレてしまい、開き直った派です。)
そもそもあまり子供が多い地域ではなかったので、僕がいた学年は2クラスしかありませんでした。そんな学校のおよそ80人くらいいる同級生の中で1人だけ、
「ウンコしたいから一緒にトイレに来て欲しい」
と言ってきた男の子がいました。その彼の名はSくん。
彼に連れられトイレに来た僕は、Sくんがウンコをしてる間トイレの個室の中に一緒に入り、ただSくんを背にして扉とにらめっこしていました。
Sくん「たい、ごめんね!誰か来たらすぐ教えてね!」
僕「分かったよ!見つからない内に済ませて早く出ようよ!」
今思い返すと、あの扉の内側に立たせた見張り番に何の意味があったのか分かりませんが、僕にとっては正義のヒーローよろしく、『困ってる人を守るやつこそが男だ!』と信じてやみませんでした。そして用を足したSくんは、僕が人の足音に集中してるところにこう言ってきたんです。
Sくん「たい!俺ちゃんとお尻拭けてるか見てくれない?」
僕は何を言われてるのか分からず、後ろに振り返りました。するとそこには、こちらを背に立って前屈みになったSくんがいました。そしてSくんは、股の間のちょっとだけ見えるちんちんより低いところから、僕の顔を覗き込んでまた言いました。
Sくん「俺いつもお母さんに見てもらうんだけど、学校にお母さんはいないからさ。たい、代わりに見てくれよ!」
Sくんが困ってる。僕は何の迷いもなく彼のお尻をまじまじと見ました。そしてお尻より少し下にちょっとだけ覗くちんちんにも、なぜだか目がいってしまいました。
僕「大丈夫!ちゃんと拭けてるよ!さ、早く出よう」
Sくん「ありがとな!今日のことはみんなには秘密にしてくれよな!」
そう言って彼はトイレの水を流すと同時に、僕が言葉を返すより先にどこかへ行ってしまいました。僕が初めて家族じゃない他人のちんちんを見たのはこれが初めてでした。よく分からないけど、僕は少しだけドキドキしていました。
もしかすると、この時僕に少しだけ特殊な(?)興味が芽生えたのかも…??
僕はお気持ちだけでも十分嬉しいのです。読んでくださってありがとうございます🥰