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[大学生]就活を始めることにした話

暖かかった日々は幻だったのでしょうか、雨女です。
自分語り始めます。

私は25卒の大学生で、今日から本格的に就職活動がスタートしますが、2月まで就活をするか悩んでいたので、その経緯を話します。

世の中の当たり前

大学を卒業したら社会人になります。
生きていくためにはお金が必要で、特別家業を継ぐとかがない限り、何かしらの職に就かないといけなくて、就活をするのは当たり前だと思います。

そこまでの理解はありましたが、就活を始めてすぐ壁にぶち当たりました。
それはESの書き方や面接での回答に正解があること。

面接は自分のことを表現する場なのに、なんで自己PRはこう答えると好感度が上がるとか、このガクチカがウケるとかあるんだろう、クソつまんないなって思いました。
確かに、その場で相手が欲しがる回答ができる人材が社会で活躍するんだと思います。
でも、なんか、大人って社会ってなんてつまんないんだろうって全てが嫌になり、秋~冬の早期選考を全て放棄しました。

そもそも、名前の知られた会社に行くことや良い給料をもらっていることが褒められることにも私は納得がいきませんでした。
今までは、親に褒められるからとりあえず学歴がいい学校を目指して、そこそこの高校、大学に進学しましたが、社会人になると、何が正解とも言えない状況に、完全に将来を見失いました。
自由なの?正解があるの?どっちなの?って。
これが2月の段階での私でした。

余談ですがニシダさんのYouTubeに似たようなコメントがあるのでぜひ。
こういうのって結構助かりますよね、
自分だけじゃないんだって思えました。
ニシダさんは時々こういう、自分って変なのかなって思う人を救ってくれるような発信をしてくれますよね。

就活の軸

私の軸は”人を笑わせられる職に就く”です。
本心ではずっとお笑い芸人になりたいと思っていました。
でも自分に才能がある訳でも経験がある訳でもないので、半ばなれるはずないと諦めていて、3年の時点では芸人になろうとは思っていませんでした。

もう一つは”誰かの生きがいになるようなエンタメコンテンツを作る”です。
自分は多趣味で、いろんなジャンルのライブや映画や音楽に触れる機会が多く、それらは全て自分の生きがいでした。
どんなに嫌なことがあってもそれらがあれば明日からも生きていこうと思えました。
自分もそんなコンテンツが作りたい、誰かの生きがいになりたいというのが私の将来の目標です。

人生賭けるほどやりたいことって

2月になって色々な可能性を考えました。
就活をするとしたら何になるのか、フリーターになった場合の職とお金と将来の具体的な計画はなんだろうか。

お客さんと直接関われる劇場勤務ならば契約社員を選ぶべきか、自分が笑わせる側に立ってお笑い芸人を目指そうか。
NSCの入学説明会にも行きました。

ここら辺で気づきました。
私には人生賭けて死んでもやり遂げたいことってないのかもしれない。
これ、とっても自分にがっかりして絶望しました。

でも、年上の知人に相談したら、当たり前だって言われたんです。
まだ20年そこらしか生きてなくて、経験していないことだらけなのに見つかってる人の方が少数派だって。

フリーターになってからやりたいことを見つけようっていうのは、きっと大学生の延長にしかならないなって思って、休学もフリーターも選択肢から消しました。

今は、人生賭けられるかわからないものにとりあえず足を突っ込むよりも、今必要なのは、何かしら試してみることなのかなって思ってます。
生きていくために、死ぬほどやりたいことを見つけるために、人生かけたくなった時に踏み出せるように、今はやってみたいことに最も近いものをやってみようと。
今やりたいことをやればいい、人生ここで決まる訳じゃない。
母に背中を押され、今できる新卒切符を使って就活することを選びました。

大人になること

大人と学生の違いって責任と税金くらいですかね。
私はつまらない大人にはなりたくないので、夢も目標も諦めないし、ずっとワクワクしているつもりです。
これからもステップアップして、方向転換して、成長も挫折もたくさんしていこうと思います。

定年までの40年が、今まで生きてきた20年の倍あるだなんて、学生時代よりもつまんなかったら人生やってらんないですよ。

人を笑わせるコンテンツの一つとして、テレビ・バラエティを選びました。
もっと自分は面白いことができると思ったら芸人を目指すかもしれないし、お客さんの顔が見たくなったらイベントをやるかもしれない。
たくさん悩んで可能性を考えたからこそ、自分のなりたい将来像も、求める環境もよくわかったような気がします。

なんとなくでもなんでも、早期から選考に進める人も、就活に打ち込める人も、正解で当たり前にすごいことだと思います。
私は結局3月の解禁までほぼ何もせずに迷走しました。
まだ就活始めたてで、これが自分の正解だったとは言い切れませんが、本心に逆らって就活をしていても、きっとどこにも受からなかっただろうなと思うことにしてます。
もし就活に悩んでる人がいるなら、周りに流される必要がないことだけは伝えたい。
まじで正解ってなくて、その選択が間違ってなかったって思えるように行動するしか、自分を肯定する術はないと思います。

あと驚くほど周りの大人が心強いです。
やっぱ自分より歳を重ねているというのは偉大なことです。
それだけいろんな人と出会い、いろんな経験している訳ですから。
たくさん相談して様々な角度からの意見をもらうといいと思います。
必ず、欲しい言葉をくれる大人がいます。

教授に言われた、就活はマッチングという言葉も支えになっています。
合わなかっただけであなた自身の否定ではない、と。
きっと受かっていたら会社に入ってから後悔していたよ、と。


就活に正解はないって話と、大人って偉大って話でした。
ここから就職活動を始めるので更新が少なくなるかもしれません。
就活記でも書きに戻ってこれるように、自分に合う企業探し、頑張ります。
ここまで就活を始めなかったことを後悔しないために、ね。


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