見出し画像

仙台散策-東北大学史料館

仙台市内には大学も多く、学都とも呼ばれます。

その中でも市内に4つのキャンパスを持ち、世界的にもトップレベルの研究を行なっている、東北大学の史料館を訪れました。

東北大学の歴史公文書や教職員、学生の資料などが収集保管・公開されています。

建物は、旧東北帝国大学附属図書館の閲覧室として1924年に建設されたネオ・ルネッサンス様式。

高い天井にアーチした大きな窓と、歴史を感じる空間でした。

史料館2階展示室

2階の展示室では、日本で3番目の帝国大学としての創設から現在までの歴史をテーマに、時代ごとの資料や写真が展示されています。

印象的なことが3つありました。

  • 魯迅が学んでいた

  • 日本の大学で初めて女性を受け入れた

  • アルベルト・アインシュタインが訪れた

魯迅が学んでいた

魯迅記念展示室もあり、東北大学医学部の前身である仙台医学専門学校に留学していた際の模様が紹介されています。

そのため、片平キャンパス内には、魯迅の銅像があります。

魯迅は仙台で文学の道を決意したそうです

日本の大学で初めて女性を受け入れた

1913年に3名の女性に入学を許可し、日本初の女子学生が誕生したのが、東北大学です。当時は、政府からの圧力もあったようです。

今では、女性が大学進学することも特別なことではなくなり、私自身も大学で学びました。わずか100年ほど前には、それが本当に特別だった事実は、改めて当たり前は当たり前ではないことを感じます。

アルベルト・アインシュタインが訪れた

1922年には、アルベルト・アインシュタインが東北大学を訪れたそうです。

詳しい経緯は分からなかったのですが、誰もが知っているアインシュタインの訪問には、おお!と思いました。

市内には大学も多く、学都と呼ばれる仙台の一面を垣間見た時間でした。

参加資料
東北大学カタログ
東北大学史料館パンフレット

お心遣いありがとうございます。生きる勇気と希望になります。