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マグネット式充電(MagSafe)のススメ。

こんにちは!一人ハイカー、一人ワンダーフォーゲル部のaishiです。
今では登山やトレッキング、ハイキングに欠かせないスマホ。
モバイルバッテリーも欠かせない存在ですね。
自分はどんな場所でも一つは持って行きます。
基本的に自分はソロハイカーなので色々と対処できるように安全に関わる部分はできるかぎり気を付けています。

最近自分が愛用しているモバイルバッテリーはAnker 321 MagGo Battery。

MagSafe対応、程よいサイズ感、こなれた値段設定、多色展開が嬉しいポイントです。
大容量の物も良いのですがMagSafeで利用する場合大きすぎる、重すぎると少し不便ですね。

ではアウトドアでのMagSafe…マグネット式充電のメリットはというと雨などの水濡れに強いです。スマホ自体は防水になっていてもケーブルの接続部分の濡らしてしまうと充電できなくなったり、故障の原因になります。
マグネット式充電の場合はそのリスクを回避できます。
自分は雨などで動き回る時にはダクトテープで接続部分が濡れないように塞いだりもします。

モバイルバッテリー自体は防水対応してない物が殆です。
なのでジップロックなどのポリ袋類に入れて防水している方が多いと思います。
マグネット式モバイルバッテリーの利点としては密封したまま充電ができるところ。これでかなり水濡れによる故障を防げます。

ジップ付きポリ袋で防水。
ハードな環境で使う場合などはスマホのコネクト部分を
貼って剥がせるゴリラテープ(ダクトテープ)でコネクター部分をカバーしている。

マグネット式充電式(MagSafe)対応モバイルバッテリーはケーブルレスなので取り回しが本当に楽です。デメリットは急速受電に対応してないので充電スピードが遅い事。でも一体感があるのでそんなに取り付けてても面倒には感じません。
また充電スピードがゆっくりなのも少しはメリットがそれは下記で書きます。

ちなみにゴリラテープ(ダクトテープ)は防水対策は勿論、ザックやソフトボトルの破損、登山靴の破損の時の修理にも効果を発揮するので一つザックに忍ばせておくと便利です。

自分は雪山はやらないのでここからは生兵法なところもあるので厳冬期の雪山経験豊富な方からするとまた違った意見がでるかもしれませんが雪山でもマグネット式は活用しやすいと考えています。

少し話はズレますが寒い場所でのスマホとバッテリーのお話。
まずご存知の方も多いと思いますがバッテリーは寒いと十分に充電していてもうまくエネルギーに変える事ができずに電圧が下がり表示上すぐに0に近い状態になってしまいます。その状態で負荷をかけるとスマホはシャットダウンして使えなくなってしまうんですよね。

その状態にならないように寒い場所ではなるべくバッテリーの容量が満充電に近い状態にして電圧が下がりにくいようにしておく事が大事です。
よく言われるのは…
1.充電を満充電に近い状態にする。
※雪山をやってる方は活動時、大容量バッテリーからスマホに常時給電状態にしておく方が多いようです。その方が電圧が安定しますね。
2.スマホ、バッテリーを冷やさない。
3.写真を連写するなど負荷のかかる事をしない。
あたりでしょうか?

雪山などをやってらっしゃるyoutuberさんなんかでも見てると結構気を抜いてスマホの電源が落ちてたなんて事はありますね。
そうなると割りと気が動転してしまう事もあるようです。
こういう場合は落ち着いてスマホを体温で温めなおす、その後モバイルバッテリーを繋げて電圧を安定させると良いかと思います。
どうしても早く落ちたスマホを立ち上げたい場合は、少しバッテリーに負担がかかるかもしれませんが軽く体温でスマホを温めてモバイルバッテリーと繋げてスマホの電源をオンにすると立ち上がる可能性が高いです。
まあyoutuberさんなんかは必然的に撮影機材なんかが増えて大変そうですが、
割りと肝心のバッテリーが下山まで持たない人も割りといらっしゃるようで折角の撮影と命綱のスマホを最後まで使えるようにバッテリーは想定より倍以上、複数個に分けて山には持っていかれる方が良いかと個人的には思っています。
重いですけどね。

さて話は戻って寒い場所、雪山でのマグネット式充電の活用法ですが、
最大のメリットは上記でも書いたように水に比較的強い事。

次に…
現在のマグネット式充電にはメリットは勿論デメリットもあって、
ケーブルで直接充電する事と比較すると少し充電効率や充電スピードが悪いんですよね。なので割と発熱もします。
しかしこれが雪山ではメリットでもあると思うんです。充電スピードが遅いのでじわじわと充電する事になります。
なので雪山に入るちょっと前からスマホにセットしておいてスマホが冷えない、電圧が下がりにくいようにするには最適なんじゃないかな?と思っています。

そしてケーブルレスなので取り回しも楽でしかも部品が少ないという事はそれだけ
故障するリスクを減らせます。
勿論スマホを急速充電する用に1本ケーブルを呼びに持っておくと便利だと思います。※Anker 321 MagGo BatteryはUSB PDの急速充電には非対応

またAnker 321 MagGo Batteryはパススルー充電に対応していてAC電源(コンセント)に繋げたモバイルバッテリーにスマホ類を取り付けておくと
優先的にスマホ類に給電してくれる。
雪山などの環境下で場合によっては大容量モバイルバッテリーにこのパススルー充電に対応したマグネット充電式モバイルバッテリーを繋げて充電してやればかなりスマホの寒さ対策に有用なのでは?と思っています。

2023年現在、AndroidはAppleのiPhoneのMagSafeに対応したものはありませんが、ワイヤレス充電規格「Qi」がアップデートされ、「Qi2」というものが発表されているので2024年以降ではマグネット式充電対応スマホがAndroid OS搭載の端末でもこれから増えていくと考えられます。
現在Android端末の方でもワイヤレス充電規格「Qi」に対応した機種ならメタルリングをケースなどに取り付けてなんちゃってMagSafe化して使ってらっしゃる方もいます。

実は自分のメインスマホiPhone 11もMagSafe非対応なんですよね。
なので金属製のリングをスマホケースに貼り付けて自己責任でなんちゃってMagSafe化しております。

メタルリングだけの安い物も出てますが、慣れない人は貼り付け台紙付きの物を選ぶと失敗しにくいかと思います。

メタルリング付きのケースを使うのも簡単で良いですね。

スマホやモバイルバッテリーを冷やさないようにお金に余裕がある方はこういった保温カバーを活用するのも良いですね。


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