「裸足」の話
小さいころ、田舎にいたからか体育の授業や、運動会の時など徒競走の時に裸足になる子どもが多かった。
裸足になったから足が速くなるのかどうなのか、今になってはわからないが
なんとなく気合が入ったような気がする。
都会にいるせいか、大人になってから見かけるのは水場でちゃぷちゃぷしている子どもたちの裸足くらいなものだった。
たまにグラウンディングと言って、ちょっぴりスピリチュアルな方たちが裸足になっているのは知っていたが、
知人の方がSNSの投稿で日常もほぼ裸足だと書いていたときは大変驚いた。
仕事もばりばりしている方なのでさらに意外だった。
その方と会ったのは二度ほどだが、その方の豊かな言葉、そしてそれらの投稿にはたいへん精神性の高さや幅広い教養、深い知性が感じられて、いつも感銘を受けていた。
しかし・・・裸足だと!?
だがその方自身への憧れもあり、それにどんな体験なのか面白そうだしチャンスがあれば裸足になりたいと考えていた。
海に行けばいいのだが、ちょっと億劫だったりもして・・・ある時、あまり人がいない時間の近隣の公園で裸足になってみた。
雨が上がった後の土の柔らかさ、太陽に温められたが気持ちいい。足の裏の感覚が広がって大地と繋がっている感じ。なんだか身体もいきいきしてきて大変よろこんだ。
ささっと水飲み場で足を洗って帰った。
昨年も公園でピクニックをしていて裸足になった。
その時は気の合う仲間たちと一緒で被り物をしたり、パーティグッズで写真撮影したりして、ものすご~く自由に楽しんで、最高の一日だった。
やっぱり裸足になってみたくなって踊って、最高だった。
翌日、足が大きく腫れてきた。しかも痛い。
ポツっと小さな赤い点があった。
そう、ブヨにやられたのだ。
市販薬を買ったり冷やしたりもしたが時すでに遅し…
かれこれ2週間は普通に歩いたりしても痛かった。
ブヨってこんなに痛いんだね。
一昨日、久しぶりに近所の公園で裸足になった。
砂利が少し痛くて、蚊に刺されたけど、
気持ちよくてうきうきしていたら親子連れがきたのでそそくさと帰った。
翌日腫れてきた。
ブヨだったのかよ!
幸い早めに対応できたが、まだちょっぴり痛いし冷やしている。
と、いうわけで裸足になったときは虫刺され対策は必須なのかもしれないというお話でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?