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毎週火曜日更新 AI Samurai あんちょこ Vol.20

類似文献評価システム―AI Samurai―を
使いこなすためのTIPS

株式会社AI Samuraiカスタマーサポート担当の北村智美と申します。弊社のプロダクトである、「類似文献評価システム―AI Samurai―」をより深く、より効率的に利用していただけるように、システムのサポート機能を中心に操作のコツ(TIPS)をご紹介させていただくための記事を配信しています。(毎週火曜日)

「先行技術調査」最終回

4連休いかがお過ごしでしょうか? 日曜日の晩に発症数が急増する「サ○○さん症候群」は英語でいうと、「Blue Monday」というそうです。今日は火曜日なので、「Blue Wednesday」ですね。明日からの出社に備えリハビリも兼ねてぜひこの「note」を読んでで少しずつ頭を「Holidayモード」から「Jobモード」に切り替えていただければと思います。
前回お話したとおり、今回は「AI Samurai」のメイン機能の一つである「先行技術調査」に搭載されているにサポート機能である「補足情報」についてご紹介します。この「補足情報」ですが、どのように皆さんに説明すべきか考えあぐねていた結果後回し、後回しになり最後のご紹介になってしまいました。そもそも「補足」という言葉自体が何とも曖昧な雰囲気であるため、説明も漠然としてしまうので、本日は実務例を挙げながら、分かり易くご説明するように努力します。

マルチプレイヤーの「補足情報」

補足情報には「発明内容」を補う情報を入力しますが、例を挙げるのであれば「従属項」や「実施例」となります。何となくイメージがつきましたでしょうか。ちなみに「従属項」とは先行する他の請求項を引用して記載した請求項をいいます。 端的に言えば、「請求項○に記載の……」のような文言がある請求項をいいます。また「実施例」とは発明の実施の形態を具体的に示したものです。特許用語は小難しい単語が本当に多いですね……とそれはさておき、その他には次のような活用方法もご紹介します。

・発明の内容に請求項を入れ、補足情報に従属項を入力
・発明の内容に技術的な特徴を入れ、補足情報に技術分野を入力
・他の入力時のサポート機能は入力せずに、発明の内容+補足情報のみの検索


いかがでしょうか。如何にも活用方法があるマルチプレーヤーの「補足情報」です。入力内容のセレクトや匙加減もやはり、勘所とセンスに拠るところが大きいかと思いますが、この補足情報に入力する内容によりドンピシャの文献がヒットすることもあるかもしません。そんな未知の可能性を秘めた魅力的な機能です。ぜひ「トライ&エラー」を繰り返しながら「補足情報」マスターになれるまで使い倒していただければ大変嬉しいです。

【操作方法】
①調査対象のデータベースを選択し、「発明の内容」に発明の内容を文章で入力(30文字以上5000文字以内)
②「補足情報の」までスクロールダウンし、発明内容の補足情報を入力 (例:従属項、実施例)
※発明内容と調査対象データベースの言語が異なる場合、データベースの言語に翻訳した後に処理を開始します。
③「調査」ボタンをクリックすると調査開始

補足情報


次回より「クリアランス調査」「無効資料調査」

では今回で一旦「先行技術調査」は終了として、次回からは今までほぼ触れてこなかった「クリアランス調査」や「無効資料調査」のサポート機能を中心にこのnoteは執筆を続けていきたいと思っています。特に「クリアランス調査」についてはこの数か月で大幅に機能のバージョンアップがありましたので、乞うご期待下さい。少しネタばらしをしてしまうと、出願件数と出力形式が格段に進歩しました。また「先行技術調査」にはなかったサポート機能もいくつかあります。リリース間近?の新機能についても近々ご紹介予定です。ぜひ秋の夜長は「あんちょこ」とともにお過ごしください。

執筆者プロフィール

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北村智美
神奈川県出身。立命館大学産業社会学部産業社会学科卒業。
航空会社の地上職、大学病院の教授兼医局秘書を経て、2018年に(株)AI Samuraiへ入社。2019年9月よりカスタマーサポートを立ち上げ目下奮闘中。

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