調査研究は外部からの情報があってなんぼだろ

大学を世間から離そうとしていること自体が時代遅れ。というよりも・・・調査研究を主体とするなら、世間に入り込んだり、世間からの情報が必要なはず。その情報がデータに繋がる。その点を分かっていない過去の遺物はそろそろ、淘汰されることに繋がるだけだろう。

文献だけで話を済ませようとしたり、シミュレーションだけで卒業しようとしたり、実験だけで済ませようとしているだけならば、大学から最悪出る必要はない。

だけど、調査研究なら、調査は誰が対象か?ということを考えなければならない。

そう考えた理由はこの件に対する反対勢力をみたことが原因。

結局、教育とは、児童・生徒を見なければ何も分からない以上、小中高教員の経験者を教授にするかは別として、研究者として、大学に取り入れる流れになるのは、ある意味当たり前だし、正直言えば、文科省の役人にも取り入れていかなければならないというのが本当のところ。

今まで、ICTの教育がどうたらと、現場にやたらと圧力をかけてきたことを知っているが、現場と、大学の教員や文科省の役人や教育委員会の役人と、考え方が乖離していたことを耳にした。

例えば、タブレットを使えといきなり言われても、タブレットをどう使うべきか?ということが分からず、放置しているところもあると聴いた。また、生徒にはタブレットは与えても、教員には与えられていないので、結局、どういう方法で教えていいか分からないという感じ。

そのような解離が起きている原因は、大学の教員や文科省の役人や教育委員会の役人から現場への押しつけがあったことが原因では?と考えざるを得ないし、しばしば、どういう必要性があるのか?分からず、理想という名の妄想だけで教育を押しつけてきたことを知っている。

それならば、そろそろ、現場から声をあげなければならないし、そのためには、技術や経験を大学にもっていき、現場を分かっている研究者を育てていかなければならないのでは?という考えに至った。

"教員OBなどから現場や仕事の具体像を学び、魅力を知ることで、卒業後に教員として就職する学生を増やしたい考えだ。"(原文ママ)

なんてことは、実態が広まった上で、どういうサポートが必要になるのか分かってくれば、自ずから、集まってくるはず。

偏狭な現場に行こうともしない学者どもを、一度、徹底的に淘汰させる必要もあるだろうし、邪魔してくる政治屋など所詮は票取りのことしか考えていないロクデナシ。そんな連中の言うことは一切聞く必要はない。

ともかく、非常勤講師やスクールカウンセラーといったものも含めて、現場との乖離を防ぐことが早急にすべきことだと考える。

特に"教師のバトン"のタグで騒いでいるあたりの連中で、比較的、まともな連中を何とかしたいところ。まあ、大部分は疑問視しかしないような連中だが。

よろしければサポートをよろしくおねがいします。