真の母と真の父は自分の生みの親だろ?

昔、うちのおばーちゃんが、言っていた言葉。

「真の父と真の母は自分の生みの親だろ?なんで、文鮮明と韓鶴子が親の父と母なの?」

昔、こんなことを愚痴っていた。

私の親戚に、旧統一教会のフロントの原理研に所属して入信してしまった人が約一名いる。

その家は、教育者の家庭で、どうも、どこかの地方大の教育学部(そこそこ教育学部の中では名が通っているらしい)に入っていたらしいが、その時に入信したらしい。

なんで、入信したのかは未だに不明だけど、どうも、マインドコントロールを受けたみたいだ。

それで、その後、親戚のおばさんが、自分の子供を脱会させるために、別の宗教に接触したと。

こっちはこっちで、問題があるようだけどね。

例えば、位牌にバッテンをつけるとか、そういった謎の儀式があったらしい。

そして、うちのおばあさんのところにも、その位牌にバッテンをつけるとかいう宗教の人が接触してきたが、非常に憤慨していたらしい。

どうも、私のおばあさんのお兄さんが亡くなった時に、宗教関係の人が接触してきたとかで、ちょうど悲しみの最中に接触してきたらしく、おばあさんの逆鱗に触れてしまったとか。

それ以来、宗教関係は、快く思っていないという感じになったらしい。まあ、先代から付き合いのあったお寺は別だが、それでも、あくまで、お墓の維持と管理と葬式というだけの付き合いで、宗教的なものは全く興味を示していないという状況。

そして・・・

「宗教家は所詮「姑息」な連中。人の悲しみに付け込んで、自分らの団体に加入させようとする。大体、自分の痛みや苦しみを他人が分かるはずもないし、それを分かると言っているようなのは、所詮は偽善者。自分の問題は自分で解決するしかない。そんな宗教の連中と付き合ったり、宗教に入る連中の気がしてない。」

とかなりストレートに宗教に対して憎悪を抱いていたらしい。

まあ、そういう状況で、ぼそりと昔、

「真の父と真の母は自分の生みの親だろ?なんで、文鮮明と韓鶴子が親の父と母なの?」

と言ったらしい。

そして、「(親をないがしろにしてそういった宗教に入るといった)親不孝なこともするもんだね。そちらの方がよっぽど、地獄に落ちるのでは?」ともいったらしい。

ちなみに、結局、その親戚の人は後で、こんな本を送ってきたことを考えると、脱会は失敗したみたいね。

正直、かなり熱心な方だったらしく、旧統一教会の「無償労働」(何かの製造をしていると聞いたが、何をしていたのだろう?)に精を出していたらしい。

実際、こういうことをやっているらしいから。

ただ、それなりの年になってからは、「無償労働」を行なうのが難しくなったらしく、距離は置いていると聞いてはいたんだが・・・。

でも、今のような状況で、果たして、統一教会に居続けることは可能なのか?という疑問もある。

そして、その知人には娘がいたはず。

つまり、宗教二世。

果たして、大丈夫なのだろうか・・・と、最近の旧統一教会の様子を見ると心配になる。

彼女は信者なのか?それとも、反発して家を出たのか?ここから先は、まったくわからないが、無事であることを祈りたい。

それにしても、本当の父と母って、やはり、生みの親ではないのだろうかね・・・と思うのだけど、カルトに入信すると、考え方が変わってしまうのだろうか・・・と。

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