現場
乙です。藍郎です。
早いものでもう11月🌕
皆様どうしてますか?
私も離島に来て一ヵ月余り。新天地の仕事や生活にも幾分かは慣れてきました。
しかし生活は実にシンプルなので正直言って書くことがあまりないのです😎
島ならではの話としましてはコンビニが1軒もないので近くの個人商店で日用品や食料品の買い出しをするのですが、
ある日キムチを買おうとレジに行ったらそのキムチは賞味期限切れ。
年配の店員さんは言いました。
「あら,(賞味期限)切れてるわね。これ、良かったら食べてください😀」
と言ってそのままプレゼンツ🎁ありがとうございます😭
本土にはない素敵なサービスに思わずニッコリ😄
うーむ…実に牧歌的❗️
それ以後の私は期限切れ食品をみると(何食わぬ顔で)優先的に手に取るようになりました😎
さて、伊豆大島では上記の通り実に寛容でアバウトです。
仕事はどうでしょうか?
私の今の仕事は障害者福祉施設で職員をやっています。
障害に限らず福祉と名のつく仕事(介護,児童,医療)は昨今では大変な人手不足であります。いま私が勤めている法人も例に漏れず職員の絶対数が足りず新規の利用者さんは断っている状態。
とある福祉に詳しい大学教授が友人にこう漏らしたそうです。
俺たちの世代(50代)は重度の認知症になったらベッドに縛り付けられたまま死ぬことになるのを覚悟しなければならないぞ。
これはつまり、少子高齢化と人口減少が相まって福祉従事者が全く足らず必要な支援やケアのサービスが機能しなくなる未来を言い表しているのだと思います。
いやはや…恐ろしい言葉です。ただ私も現場の一員としてヒシヒシと人手不足を感じる次第…。
また元国連職員が日本の教育現場を視察した際に、
まるで大戦末期の日本の様だ。
と言ったそう…。
増援や補給は一切なく有能な下士官や将校が創意工夫をして米軍と戦っている前線、と言うことでしょう。
今の福祉業界に置き換えると
補給(賃金上昇)や増援(新卒や経験者の採用)は全くないか全然不十分で40代〜60代の中堅からベテランが右往左往しながら現場を回している、、
と置き換えられそうです。
日本中がそんな状態で私の職場も同じ。島嶼という事も相まってギリギリの人手です。とても障害に対する支援という概念までいかず利用者さんの衣食住と通院やら余暇を実施するに留まっています。
私は来島した当初、利用者さんに就労や自立を支援したかったのですが現状では考えられません。
ただただ彼等の生活を維持する事に一生懸命です。
※いま読み返したのですが現在わたしが勤めている法人は素晴らしいホワイト企業です。法人名は伏せますが職員は上から下まで実に礼儀正しく(もちろん例外もいる)勤務時間も定時に上がれる。
以前勤めていた法人は一度出勤するといつ帰れるか全くわからない様な職場環境だったので今の法人には感謝と敬意を感じています。ありがとう現法人!
これ読んでも怒らない様に。
ギリギリの人手に加えて働き手の高齢化も目立ちます。40代から50代が大半で20代はあまりいません。今後も若年層が先細っていく事を考えると福祉業界の未来はかなり暗い…。
極めてAIが代替できにくい分野である。10〜20年後にディストピアな世界になるんだろうか?
私が心配しても始まりませんが、せいぜい健康に気をつけて資産形成するしかないのでしょう…。
ただ…
ザマはねえなぁ!!
とも思います。
社会基盤を支えるエッセンシャルワーカーの一人一人を「馬鹿でもできる仕事」呼ばわりしてきた報いがきたのだ。
私が10代だった頃から社会全体で若年層に嫌な思いをさせようとする風潮があった気がします。これはバブル崩壊の景気低迷を若年層や子供のせいにしてストレス発散していたんだと私は思っています。
やれキレる17歳だとか、やれ少年犯罪の凶悪化だとか、少女の貞操観念が失われたとか、、
私に言わせれば正義ヅラの馬鹿な大人の頭がおかしいから子供までおかしくなるんだよ、と言いたい。
そうやって社会の担い手を散々痛めつけてきたツケが回ってきた…。
物流やら医療の崩壊も少子高齢化も急激な円安も数少ない若年層の海外流出も全ては思い上がって不遜な態度を取り続けた大人達の責任。
あなた達は介護ベッドに縛り付けられたまま死んでいく事でしょう。さようなら。ザマーみろ。
しかし大人がそうなるなら私もそうなるのかしら?
うーむ、どうしたらいいんだろう…。
さぁ今日も元気に仕事行ってきまーす♪
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