noteをはじめるキッカケになった出来事

早速ですが、いわるゆAI=人工知能、ロボット界隈で、私はスタートアップ側にいます。そして最近業界における看過できないことがあり、少しでも声をあげて発信していこうと決心するに至った事件がありました。

*批判したいわけではないので特定の名前や組織名は避けます

知人があるAI研究者を紹介していました。すげぇ方だと。〇〇で研究し□□□で採用され、立ち上げた会社は△△△から出資をうけて急成長!みたいな感じの内容です。

しかし、どう見てもね。。

インチキです。残念ながら。はっきり言ってインチキ研究者です。

もちろん所属や出資されたのは事実で虚偽ではないですが、研究の内容が業界の研究者や技術者からしたら有りえない内容です。
研究論文や実演動画を探して見てみましたが、
→論文ほとんど出してないじゃん。。被引用数もほとんどない。。
 関連学会での発表もほとんどない。。
→実演動画失敗してるじゃん。。。言い訳がまたひどい。。SF映画つくれそうな言い訳でした。

それだけだったらまだ良いんです。そんな人もいるねでスルーすれば良かったんです。問題は、そのAI研究者やめた方が良いんじゃないって知人に言ったらすごい勢いで反発されて、〇〇大学の研究者だぞ?!□□から出資されてるんだぞ?!と。


人工知能やロボットのブームが過熱した結果ここまで腐ったかと思いました。インチキ研究者、インチキスタートアップが横行しているという事態です。AIやロボット技術の一般からみたイメージの乖離や過剰期待、昨今のブームから補助金交付金や投資が過熱し、不健全な一面を生んでしまっています。

ある意味そういうインチキ研究者が出現してもおかしくない業界の背景から、イメージの乖離、スタートアップ投資など何章かにわけて書いていきたいと思います。

次回、まずはAI=人工知能、ロボットの定義の曖昧さが生む事象に関して書きます。




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