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2020/02/22 もしもシェイクスピアがいなかったら

もしもシェイクスピアがいなかったら
文学博士になりそこなった
英文学者がずいぶん出ただろう
もしもシェイクスピアがいなかったら
全集、出せずに儲けそこない
出版会社はつくづく困ったろう

オープニングのこの歌に、心を奪われました。


「天保十二年のシェイクスピア」を観ました。
主演は、高橋一生さん。
「民王」からの一生さんファンの私。
生歌が聴きたい!なんならそれだけを楽しみにしていたのですが…
冒頭の歌詞にしびれました。

もしもシェイクスピアがいなかったら
このお芝居はここでおしまい


観劇一つでも、数えきれないほどの感謝がある

この歌、感謝ワークと同じですね。

シェイクスピアのおかげで、このお芝居が観られている。
シェイクスピアに感謝しかない。

私はカーテンコールがとっても大好きで、
それは、「お芝居が観られること」は、いろんなもの、人の存在によって実現しているんだなぁ〜、と実感できるから。

・今までにたくさん練習を重ねてきた俳優さん
・舞台装置を動かす人
・照明を操作する人
・音楽を生演奏するオーケストラ
・脚本を書いた人
・構成を考えた人
・舞台装置を作った人
・作詞作曲をした人
・衣装を作った人
・メイクした人
・大きな劇場を作った人
・このお芝居をやろう!と企画した人
・これらの人を指導したり、支えたりした全ての人

この瞬間に立ち会えることが奇跡だなーって思える。
だからお芝居、好きだなぁ。


ま、お芝居だけじゃなく全てそうですよね。
感謝ワークを続けてきて、表には見えないものの存在がよく見えるようになってきたなぁと思います。


「天保十二年のシェイクスピア」は、
シェイクスピアの全作品がオマージュされた任侠劇。
シェイクスピアの前知識を入れておくとかなり楽しめますよー!

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