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プロトスプリトリーグに参加したお話

こんにちは。えあると申します。
今回は、「株式会社サイバーエージェント」様のインターンシップ、「プロトスプリトリーグ」に参加しましたので、noteに書き残しておこうと思います。


プロトスプリトリーグとは


今回参加させていただいたインターン、「3days ゲームクライアント向け 開発型インターンシップ ONLINE プロトスプリントリーグ」は、チームで1週間の事前準備期間と、3日間の開発期間の計10日間をかけてお題に沿ったゲームを開発します。最終日に作品をメンターの方々が評価して順位がつく、といったインターンシップです。
今回は5人1組の5チームでの開催でした。

制作した作品


今回私たちが3日間で開発したのは、「ぶんぼービルダー」というゲームです。
ゲームの内容としては、特徴を持った文房具を組み合わせて、ステージの目標を攻略していくゲームになります。
私の担当箇所としては、
・フォント以外の画像素材のすべて
・遊び方画面の実装
・操作方法表示のUIの実装
になります。

タイトル画面
ゲーム画面

事前準備期間- 2023/07/28 ~ 2023/08/03


今回のお題は「組み合わせ」でした。
キックオフ(7/28)でチームが発表された後、それぞれチームに分かれて顔合わせを行いました。
私達のチームでは一通り自己紹介を終え、少し雑談をしたあと、
早速企画を決める話し合いをしました。

Miroを使って、テーマに対して各々が書き出していきました。
初日には企画決定までとは行かず、いくつかのアイディアが出た時点で解散となりました。

初日のMiroの様子

そしてその後もミーティングを重ねる中で、
2D版Besiege」が面白いのではないかという方向性で固まりました。
また、「世界観を学校にして文房具を組み合わせる」ようにすることで、オリジナリティーも出せるのではないかということに。

💡Besiegeとは、パーツを組み合わせて自分オリジナルの兵器を作ってステージをクリアしていくゲーム。

必要そうなものやタスクを書き出し、当日までの作業を分担しました。
私は必要な素材の作成に取り掛かり、他のメンバーは設計や画面構成、素材収集など、当日にバタバタしなくてもいいように準備を進めていきました。
この時点である程度気楽に喋れるようになる程、チーム内の雰囲気は良くなっていました。

作っていただいた画面構成図
作っていただいたクラス図

インターン当日


1日目 - 2023/08/04

迎えた初日は、メンターの方々と顔合わせをしたのち、開発に取り掛かりました。
事前準備の時に決めておいた作業に各々が取り掛かり、私は素材の作成をしていきました。
gitのコンフリクトなどのトラブルはありつつも、文房具を組み合わせるベースの部分は概ね出来上がっていました。事前準備の際にしっかりと決めておいた分、いいスタートダッシュを決めることができたと思います。

2日目 - 2023/08/05

2日目は前日の部分をベースにUIやアウトゲーム部分の実装、ゲームループの完成を目標に作業を行いました。
UIやタイトルロゴを制作したり、画面遷移のトランジションをShaderGraphを用いて制作したりと着々と完成に近づいていき、テストのビルドを行いました。

お昼には全体での中間フィードバック会があり、自分たちが作っているものを発表し、他のチームのメンターの方にフィードバックをいただきました。
ここでの反応もかなりいい感触で、うまく伝えられたと思います。
いただいた意見としては、「自分で組み合わせるパーツをうまく活かせるステージがあるといいかも」や「もっとパーツの種類があってもいいかも」といった意見をいただき、いいゲームになるよう制作を続けました。

思ったよりゲームループの完成に時間を取られてしまい、全員が解散したのは朝6時でした…

3日目 - 2023/08/06

迎えた最終日。時間も5時間しかなく、ブラッシュアップをメインに作業を進めていきました。
私は遊び方の画面を実装したり、ゲーム内に操作方法の画像を表示するなど、遊びやすいゲームになるような実装を行いました。
メンターの方にいただいた意見を参考に開発を進めていきましたが、レベルデザインの不備やバグの発生などの問題も多く出てきて、もう少し早く手をつけておくべきだと思うことが多くありました。

結果


最終日の18時、全体での結果発表がありました。
私たちの制作した「ぶんぼービルダー」の順位は………………

2位!!!!!!!!!

と高い順位を取ることができました!!!
バグや作りの甘い場所も多くありましたが、自分たちが一番楽しませたいと思った「パーツを組み試行錯誤する面白さ」
はしっかりと実現させることができたと思っています。

そして何より、チームの仲がいい!!!!!
みんなで楽しみながら制作したゲームでいい順位がとれて、本当に良かったと思っています!!

現段階では、今回制作したゲームは、更なるブラッシュアップをした後、公開しようという話になっています。いいゲームをお届けできるよう頑張ります!!

感想


良かった点

  • チームの仲がよく、コミュニケーションが円滑に取れたこと
    事前準備のミーティングや開発を通して、メンターの方を含めたチーム内の雰囲気が良くなり、報連相やコミュニケーションのハードルが下がりました。
    その結果一番楽しませたい部分を作ることができたと思います。

  • 全員に当事者意識があったこと
    私は中間発表の時に全体に向けて発表を行いましたが、他の朝会や最終発表では、メンバーから「私が発表する」といった声がありました。他にも自らタスクを求めるなど、全員が当事者意識を持って本気で取りかかれた3日間になったと思います。

改善すべき点

  • 詰める場所、妥協する場所を考えるべきだった
    途中で気づいたバグや、修正点に対して作業を行ううちに時間がなくなってしまいました。結果としてレベルデザインやバグ修正が時間的に難しくなってしまったため、タスクの重要度や順序を考えるべきだったと思います。

  • コーディング能力
    チームメイトのコーディング能力が非常に高く、コーディングについてはほとんどを任せる形になってしまいました。もっと自ら求め、学習しながらでもコーディングに参加するべきだったと感じました。

まとめ


今回のプログスプリントリーグに参加して、コミュニケーションと準備の大切さを再確認することができました。
準備では画面構成、設計、素材などを用意し、開発の時の道標を用意することで、全員が同じ方向を向いてスタートダッシュを決めることができたと思います。
コミュニケーションでは進捗や、タスクの確認、意見や提案など、全員でゲームが良くなるように考えられたのはとても良かったとおもいます。
こういった意識をもっていたこともあって、チームで2位を取ることができたのだと思います。
プログラム面では、今回、少ししかコーディングすることができず、DoTweenやUniRxなどのライブラリを使ったプログラムを始めとして、もっとコーディング能力を鍛えていこうと思います。

今回、たくさんのことを学び、多くの刺激を受けることができたと思うので、今後の制作にどんどん活かしていこうと思います。また、自分の足りない部分も見えてきたので、意識しながら学習を続けていきたいと思います。

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