【完】『コンピュータはなぜ動くのか』まとめ(第9章 ネットワークコマンドでネットワークの仕組みを確認する)
言葉の定義
ネットワーク:複数のコンピュータをつないで情報を交換する仕組み
LAN:Local Area Networkの略。建物内とかこのエリア内とか、限定された範囲内のネットワーク
WAN:Wide Area Networkの略。大規模なネットワークで、LAN同士をつないでいる。プロバイダと呼ばれるインターネット接続事業者が提供している。
インターネット:ネットワークの一種。LANとWANが網目のように結びついて実現している。
プロトコル:通信の約束ごと。送信者-受信者の間で守るべきデータの形式や送信手順などを指す。TCP/IPがデファクト・スタンダードになっている。
インターネットがLANやWANの集合体っていうのは興味深いです。何かを誰かに送ったとき、まず今自分がいるLAN内で相手を探して、いなければWAN経由で別のLAN、また別のLANと探していき、最後は受信者にたどり着く。こういうバトンリレーが送信するたびに行われているのはなんか面白いです。
ちなみにWANに接続しなければそのLAN内でしかやり取りできなくなります。社内ネットワークなどはあえてWANに繋がないことで許可したコンピュータ同士でしか情報をやり取りさせないようにしています。
インターネット上で情報を送るには、受信者がどのLANに属しているのか、そのLAN内のどの機器(誰)なのかを見分ける必要があります。そのために使われるのが「IPアドレス」です。
(追記)少し考えてみれば、このバトンリレーって郵便局の仕事と同じといえば同じなんですね。ある町から送った郵便物が都道府県レベルに上がり、別の県→市町村に入り、送り先に届く。アドレスは直訳で”住所”ですし。
IPアドレスとサブネットマスク
IPアドレスは「192.168.2.101」のような数字の羅列です。前半部分がどのLANかを表し、後半部分がどのパソコンやプリンタ(誰)なのかを表します。この前半と後半をどこで区切るのかを表すのがサブネットマスクです。サブネットマスクは「255.255.255.0」のようや数字になってます。
(読み方の説明は省きます)
MACアドレス
IPアドレスはLANとLANを識別するために使われ、LANを特定した後はMACアドレスというものを使って受信者(誰)を特定します。
MACアドレスはメーカーの識別番号と製品の識別番号をもとに割り振られた番号で、同じ番号はなく一度設定されると変更されることはありません。
それに対してIPアドレスとサブネットマスクは、例えば新たにLANに機器を登録したとき等に割り振られるため常に同じ番号というわけではないです。
ほんとはDHCPとかTCP/IPの話も載せるべきなんですけど、、気が向いたら追記します。
一旦終わりとします!
残りの章のまとめは省略します!
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