散歩のすゝめ#12|嗅覚から生まれる好奇心
こんばんは。
ご無沙汰しています。
3週間近くぶりの更新だそうで、我ながら時の流れの早さに驚きを隠せません。
あれよあれよと言う間に11月に突入し、今年も残すところあと約50日なんですね。
ここ数週間、なんとなくもやもやとした晴れやかでない日々が続いているのですが、この嫌な空気は来年に持ち越さないように、とぶつぶつ自分自身に言い聞かせています。
そんな中ではあります(そんな中であるからこそですね・・・!)が、散歩には積極的に繰り出していて、最近は時々ハイキングにも。
今日は散歩記録を久々に。
嗅覚から生まれる好奇心
皆既月食を見に夜散歩にでかけた時のこと。
(みなさんは見られましたか?)
とあるお宅の前を通りがかった際に、どこかで嗅いだことのあるようなフローラルの匂いが漂ってきました。
夜だったので、時間的に入浴剤か洗剤か柔軟剤のどれかだろうな〜と頭をめぐらせていたのですが、その次の日も、そのまた次の日にも同じ匂いが鼻をかすめてきて。
夜ではあったものの時間帯はバラバラだったので、さすがに見当違いかなと思いふと上を見上げると、白い小花が目にとまりました。
もしや匂いの正体はこれなのか・・・?と思い、しばし鼻を利かせながら観察することに。
すると、気が付きました。
この既嗅感(そんな言葉はおそらくないですが)・・・そうだ、「金木犀」の匂いに似ているんだ!!
でも、「金木犀」のオレンジ色とは似ても似つかない白色。真っ白です。
オレンジ色の花が「金木犀」ならば、白色の花は「銀木犀」だったりして〜
などと安易な発想をしながら「金木犀に似ている白色の花」と検索してみると・・・う、うそ?!当たってるじゃん・・・!
まさかの「銀木犀」でした。
もう何年も何回何百回も同じお宅の前を通りがかっていたのですが、匂いに気が付いたのも初めてのことで、「銀木犀」という名の花がこの世に存在することも初めて知りました。
植物に精通している母に聞いてみたところ、母も初めて知ったらしく、まだまだ知らないことだらけの世の中だな〜と妙にわくわくしてきました。
散歩って、だから楽しいんですよね。
ただ通り過ぎるだけでは見逃してしまうような何気ない風景の中に、自分の知り得ていない面白い発見がたくさんあって。
少し立ち止まって意識して見ることで、見えてくるものがこんなにも違ってくるんだなと、いつも散歩をする度に気付かせてもらいます。
noteでフォローさせていただいている方々のブログを覗いていると、10月頃からいくつか散歩に繰り出されている様子をお見掛けするようになり、勝手ながらうれしい気持ちになっていました。
これからもたくさん散歩、楽しみましょうね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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