相容れないこと/子育て相談
「共感してもらいたい」
「話を聞いてほしい」
育児をしていると、
そういう思いに駆られることは多々ある。
「みんな同じなんだ」と思えば
気は楽になるだろう。
しかし、ときに、
共感を求めて相談した先で
出口のない暗闇に引きずられてしまうことが
ある。
母への相談
昔は、よく母に相談をしていた。
大変なことがあったときは特に。
しかし、たいていの返答は
「そうそう、私の時もそうだった」
「だーれも助けてくれなかったよ」
「それが当たり前」
「我慢しなさい」
この言葉を言われると、
”自分には何もできないんだ”と錯覚する。
ここまで言われると、
もはや「共感」ではないのだろう。
私の母は、
専業主婦で仕事をする父を支えていた。
従うしかない、とも言っていた。
私は”従う”という状況が嫌で、
働く必要がなかったが、
一時的に仕事をしていた。
現代では、共働き世帯かつ
核家族世帯で住んでいる人も増えている。
その上、転勤が多い人だと
助けてくれる人が周りにいないことも。
もちろん、ファミリーサポートなど
サポートはあるが、
相性の問題などがある。
とにかくハードルを感じるのだ。
と、まぁ、
そもそもの状況が違うのだ。
状況が違う人に相談したところで、
”相容れない”
そう、私は思ってしまう。
もちろん、我慢をし、
時間がたてば解決することもあるだろう。
だが、「我慢をしていた時間」は
帰ってこない。
あとで「私はこれがやりたかった」
「こんなことしたくなかった」
そんな人生を送りたくない。
「だったら、ほかの人に相談したらいいのに」
とも思う。
信じられる人に相談しに行くが、
困ったときには、やはり
最初に家族に声をかけてしまう。
これは、甘えなんだろうか。
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