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『Gigolos Get Lonely Too』朗読


プリンスの曲を聴いて
浮かんできた情景・物語・言葉等を
オリジナルの詩として起こした
【プリンス曲妄想文】の朗読




女の子たちと話すのも割と得意だし、

気分よく過ごしてもらうための

配慮も忘れていないつもり。



だから、僕は、

それなりに女の子に囲まれている。

いわゆる、

『羨ましがられる』男なのかもしれない。



ただ、女の子たちはどこか、

僕を『みんなのもの』的に見ている。


ある一定のラインから

中には入らせないような。


僕もその感覚に慣れてしまったから、

すっかり恋に落ちることを諦めてしまった。





僕だって、誰かのものになりたいのに。




激しく想い合いたい。


気持ちをぶつけ合いたい。


ぐしゃぐしゃに壊れるくらいに、

誰かを愛したい。


「貴方が欲しい」と求められたい。




女の子たちの笑顔に囲まれても、

僕の心は孤独なままだ。




それなら、いっそ、独りになるか。




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