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財布を置き忘れた原因を意味もなく長々と

前回の記事で、15万円入った財布を証明写真コーナーに置き忘れた件と、言ってる傍からコンビニのマルチコピー機に財布を置き忘れた件を書きました。

証明写真の時は、とても風の強い日で、ブースを閉めるカーテンが何度も風で全開になり、その度に「いや~ん」状態で、写真を撮るだけでもひと苦労だったことから、脇に置いた財布の事など完全に頭から抜け落ちていました。

そして昨日は、銀行へ行くついでにコピーの用事を頼まれたのですが、普段めったに利用しないコンビニだったため、コピー機のどの場所から硬貨を投入するのか判らず、本体の穴っぽいところ(穴ではない)を探しては、片っ端から10円玉を押し付けてみたのですが、さっぱり埒があきませんでした。

それでもコピーの手順の案内に従って操作していれば、そのうちどこかの段階で硬貨の投入口も教えてくれるのでは…と淡い期待を持っていたのですが、操作だけがどんどん進み、まだ硬貨を投入していない状態でコピーのスタートボタンが表示されてしまいました。一瞬「このコピー機は後払い方式なのかな?」と思ったのですが、当然そんな筈はありません。スタートボタンを押した瞬間、やはり「硬貨が投入されていません」という百も承知のエラーが表示されました。いや、それはわかってるんですが…。

ふと気が付くと、私のコピーが終わるのを待っている方がお二人並んでいて、私のせいで待たせてしまっている負い目とプレッシャーが急にのし掛かってきました。こうなると平常心では居られません。人様にこれ以上迷惑を掛ける訳には行かないので、私はコピー機に挟んだ原稿を取り出し、逃げるように近くの別のコンビニに行きました。そして今度は硬貨の投入口もすぐに見つかり、すんなりコピーを取ることが出来ました。

 

さてここで問題です。私は、どちらのコンビニに財布を置き忘れたのでしょうか?

 

正解は…最初のコンビニです。

その時は、財布の事を意識する余裕も無いほど気が動転していたことは前述の通りです。では次に訪れたコンビニで、財布も無いのにどうやってコピー機を使うことが出来たのか?

実は、最初のコンビニでマルチコピー機の穴っぽいところ(穴ではない)に手当たり次第に押し付けた10円玉を、ずっと手に握り締めたままだったのです。そのため、すんなりとコピーが完了したことで、財布を置き忘れたことに気付くことが出来なかったのです。

 

私は慌てると必ず何かしらのミスをやらかします。そういえば昨年、メディアなどで「HSP」関連のことが話題になった時、「HSS型HSP」という分類になぞらえて「【H】早く家を出れば【S】そんなに慌てなくて【S】済むものを、【H】ハンカチを忘れ【S】財布を落とし【P】パスケースを無くした私のような人のことだと思った」的なネタ記事を思い付いたのですが、繊細な方を揶揄しているようで好ましくないと考え直し、自重したことを思い出しました。

「ろうにゃくなんにょ占い」然り「ペン両替票伝票ペン(PRDP)」然り、日頃から変わった言葉遊びに余念のない私にとっては、最近話題の「三点リーダー症候群」や「スモモモモモモモモ」についても書きたいことが次々と溢れだし、そんなことを考えているうちに、また財布をどこかに置き忘れてしまうという無限ループに嵌まってしまうのであります。

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