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他人の迷惑を省みない想像力の乏しい人間に「変態」を名乗る資格は無い。

最近では、自分のnote記事を書く時間よりも、他の皆さんのnote記事を読む時間の方が長く、今までにない多くの刺激を頂いている今日この頃です。先ほど、個人的に強く感銘を受けた記事を見つけましたので、ここに紹介致します。

いわゆる変態のレッテルを貼られるような犯罪、もちろん他人の身体に直接危害を及ぼす凶悪犯は論外ですが、例えば制服泥棒や下着泥棒、女性用の自転車のサドルを盗む行為などの性的指向の強い犯罪に対しても、激しい憤りとやるせなさを感じます。

まず原則として「性癖=犯罪」ではありませんし、「変態=犯罪者」でもありません。ひな姫さんの記事タイトルにあるように、人様に迷惑が掛からない自己完結の欲求であれば、一様に問題視する必要は無いと思います。しかしながら、自らの欲求を満たすために他人の迷惑を省みない行動を取るような悪人がいることによって、「変態=犯罪者」というイメージがいつまでも拭えないのです。無論どんな理由であれ、他人の所有物を盗む行為は到底許されるものではありません。

本来、筋金入りの変態ならば、想像も妄想も思いのままに操ることが出来るはずです。ならば、なぜ制服や下着を盗まれた人達の精神的な苦痛にまで思いが至らないのでしょうか。サドルを盗まれて自転車に乗れずに困るであろう女性の姿でさえも想像が出来ないのであれば、その無駄に豊かな想像力は一体何のためにあるのでしょうか。自分の欲を満たす為なら他人が迷惑を被っても構わないと開き直っているのであれば、もはや変態を名乗る資格すらありません。悪意に満ちた救いようのない犯罪者です。

学校指定の制服をもう一度買い直すための金銭的負担や、自分の制服や下着が盗まれた女性のショックがどれほどのものか、人の痛みに心から向き合って考えて欲しい。たとえば仮に女性が乗った自転車のサドルが欲しいと言うのなら、その代わりに全く同じタイプの新品のサドルを用意して付け替えれば、その人に嫌な思いをさせないどころか、おそらく気付かれもしないでしょう。もちろん、れっきとした犯罪です。しかし実際には、そんな手間と配慮を掛けてまで盗みに走るような紳士的な泥棒なんて居ないのです。身勝手な人間の身勝手な行動には本当に腹が立ちます。あえて皮肉を言いますが、そもそも妄想で事足りるのであれば、他人の物を盗む必要がない訳ですから。

他人の迷惑を省みない想像力の乏しい人間に「変態」を名乗る資格は無い。

何かに突き動かされるように書き殴ってしまいましたが、せめて私は、他人の気持ちを慮ることの出来る変態でありたいと思っています。

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