見出し画像

理想の姿が変わる 海外に行って変わった母親像|私たちのAnother sky #4

SHE9期海外コミュニティのサポ隊を務めているれいちゃん、なんと現在ベトナムで子育てをしています!

お子さんを出産されてわずか半年で帯同家族として海外に渡った彼女ですが、日本の外に出たからこそ無意識の呪縛が見えてきて少しずつマインドチェンジができているそうです🌱

今回の記事では日本と海外で子育てしたからこそわかる、海外の良いところ・日本の良さの再認識とれいちゃんに起こったマインドの変化をお伝えしていきます。

マガジン「私たちのAnother sky」では、キャリアスクールコミュニティSHElikes受講生の、海外経験で起こったマインドチェンジストーリーや、これから海外を目指すための情報をご紹介しています。あなたの人生の選択肢に「海外」が増えますように✨
バックナンバーはコチラから📚


プロフィール紹介

IT系企業で販売戦略を考えるお仕事をしているれいちゃん。昨年お子さんが産まれ現在は育児休暇中です。
お子さんの出産とパートナーの海外渡航が重なり悩みながらも、自分の心に素直に従い帯同することを決められました✈️

ベトナムに渡ってから、彼女の中で育休が明けても現地に残りたい気持ちが大きくなり、ベトナムにいてもできるお仕事のあり方を考えられていらっしゃいます。

SHElikesは自分の可能性を模索・拡大するために入会されたそうで、ライティングをメインで勉強されていらっしゃいます。ゆくゆくはデザインなど気になるコースも受講されたいとのです。

ベトナムに行くことを決めた家族会議と事前準備

Q. たくさんある国のなかでベトナムに渡った背景は?

パートナーが海外転職をしたことがきっかけです。以前から家族会議を定期的にしていて、2人のなかで【海外に行きたい】という気持ちはずっと合致していました。

先に動いたのはパートナーです。日本にいる間に今の経験を活かして海外のお仕事を探していたところ、ベトナムでのチャンス見つけ彼が行くことを決意します。

ちょうどその頃妊娠が発覚したんです。
海外をとるか・子供をとるかで正直迷いましたが、どっちも取りたいと「えいや!」でベトナムに渡ることを決めちゃいました。

Q. お子さんが産まれて半年でベトナムへ、大変だったことは?

とにかく情報がなくて大変でした。
初めての海外生活・初めての子育てで何もかもわからず、とにかく情報収集に走りました。子育てに関しては特にナーバスになっていたと思います。

「現地で買える赤ちゃんグッズはなにがあるのか」
「ミルクの水はミネラルウォーターで本当に大丈夫なのか?」
など、今思えば神経質になりすぎていたと感じています。

パートナーが現地に先乗りしてからも、現地の情報を集めて共有してもらったり、自分ではインスタなどのSNSを駆使して現地で子育てをしている先輩ママさんとつながったりしていました。

このアカウントで先輩ママさんと繋がっています

実際の子育て〜日本とベトナム〜

Q. ベトナムでの子育て、日本となにか違いはあった?

日本は子供の検診や赤ちゃんも参加できるイベントの案内は自治体からお知らせが届くので、毎日育児で忙しいママさんたちにとっては予防接種などの管理はとてもしやすいと思います。
また子育て支援センターが無料であること、そして場所がわかりやすいので、足を運びやすかったです。

ベトナムでは基本親が管理をしないといけません。予防接種などはかかりつけ医の先生に聞いてタイミングを見計らっています。
事前準備の部分と重なりますが、子育て支援センターのようなものがないので、子供が遊べる遊び場や赤ちゃんも参加できるイベントなどの情報も自分から取りに行く必要があります。
事前にSNSでつながっていたママさんにいいところを聞いて回りました。

ベトナムのキッズカフェ。面積広くてのびのび遊べそう!

Q. 海外に出てたからわかる、日本のここやっぱり良い✨

日本はインフラが強く、子育て世代にとって優しい制度が整っていると思います。
歩道でベビーカーが押せることは、必ずしも保障されているものではないのだとベトナムに来て改めて気がつきました。
SNSやニュースでは子育て制度について紛糾しているところを見受けられますが、それでも行政のサポートは手厚いと感じています。

また子供向けの専門店(西松屋やアカチャンホンポなど)に行けば離乳食から知育おもちゃまで1店舗で買い物が済むのですごく楽でした。
おもちゃやご飯も安全保証されているものも多く、おでかけ用に小分けになっているご飯もあるので帰国した際にたくさん買い込んで、大切に大切に食べさせています 笑

Q. そうはいっても海外子育てもとってもいいんです!🌏

こちらに渡ってから人の温かさにとても助けられています。レストランやカフェに入ればお店の人から周りのお客さんまで声をかけてくれて、順番に子供を抱っこしてくれます。平均年齢が日本よりも若い国なので、子育て世代が多く、子供に対する接し方はかなり温かいと思います。

シッター文化も浸透しているので気軽にシッターさんをお願いをして、自分の時間が取れるようになりました。SHEの勉強や国外にいるからこそできる経験に時間を割けているのもシッターさんのおかげです。
また子育てを経験されている方に基本的にはお願いしているので、子供への接し方などは先輩ママとして勉強させてもらっています。

お店の人に抱っこされる息子さん。お店に行けば大体こうなるそう 笑

目指すは【心地のいい育児】 母親の概念を壊していこう!

Q. 2カ国で育児を経験して、心の変化はあった?

シッターさんやお手伝いさんに家事・子育てをアウトソーシングしていて、家事などの負担が減り楽にはなりましたが「母としてこれでいいの?」と悩んでいました。

子供につきっきりで面倒を見てあげる・家族のために美味しいご飯を作る、「ザ・母親像」に囚われてたすぎていたことに気がつき、その縛りを自ら取り除いていかないといけないなと思うようになりました。

提供されているサービスを使いながら「子供がいるから、母だから」と自己犠牲は感じない方がいいと考えるようにもなっていきました。この点に関していえば国や場所に関係なく、心が苦しいと感じたときはサービスに頼ってもいいんだ!考えられるようになりました。

手の込んだ料理を作ることができなくて「私まだまだできていないな」と思うことがありますが、自分の心地いい子育てができたらそれでいいと思っています。
まだ呪縛は取りきれていないけど、自分の中ではスモールステップで変わってきていると思います✨

可能性を最大限に! 今後のプランと海外を目指すみなさんに一言いただきました

Q. SHElikesでしっかり勉強しているれいちゃん、今後のプランは?

自分が気になっているものを少しずつ形にしていきたいと思っています。
ヨガのインストラクターの資格を持っているので、SHEで学んだことを掛け合わせたお仕事なども視野にいれているところです。

まだ構想を練っているところなので、自分の好きをお仕事にできたら嬉しいと思っています。

最後に海外に興味のあるシーメイトさんへ一言お願いします!

旅行や移住、家族帯同、親子留学などどんな形であれ、まずは行きたい国・気になる国に行ってみて欲しいです。

長期滞在や海外子育てに迷っているのであれば、まずは1ヶ月からのショートステイで一歩踏み出してみても、充分に価値はあると思っています。1番大切なのは現地での生活を送ってみることだと考えています。

チャレンジしながら過ごしていくことで、新しいつながりや出会いが増え、貴重な経験ができます。私のように価値観のストッパーが外れるようになるかもしれませんね。

ハノイの展望台から。お天気良くて気持ちよさそう!

れいちゃんが海外の子育てを通して得た経験とマインドチェンジ、日本にいたらきっとできないことばかりでしたね!
パートナーやご家族の海外赴任が決まったときには、ぜひ怖がらずに一歩踏み出してみてくださいね。
心地のいい前向きな考えができるようになるかも…!

海外コミュニティ10月のイベント

SHE海外コミュニティ10月のイベントは海外ノマドコーチをお迎えして「海外ノマドのなり方」をテーマにナレッジシェアをしていただきます。
・海外xSHEで新しい働き方を見つけたい
・海外ノマドに憧れているが何をすべきかわからない
・そもそもノマドって?

そんな疑問をまるっと解決できるようなイベントになっています。10月19日(木)ご参加をお待ちしております!

企画:SHElikes 9期海外コミュニティ
執筆:まりあ 
バナー画像:Halcana


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?