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食欲の深夜3時

ディズニーランドホテルのロビーでこれを打っていた。「希望なんてなくても」以来かな。欲に忠実な日を過ごした記録を書こうと思う。


11月13日午後18時

「20分後に着くよ」とLINEをして電車に揺られる。直ぐに既読が着いて「駅で待ってる」と返信。今日は兄に会いに行く。(あだ名であり、婚約者のような人)

駅を降り、近くのスーパーで夜ご飯の買い出しをした。ほうれん草としらすが消費期限間近で安売りされてた。食べてあげたい…と思い籠に入れる。ついでにベーコンも。この食材でパスタを作った。「おいひい…毎日作って…」とリスのように頬張る姿を見て幸せな気分になる。満ち足りた休日だ。


11月14日午前3時

横になって、いつも通りなんでもない事を話していた。ポーカーをやったりした。ワンペアで決着が着くような、ショボイ戦いしか出来なくて不毛である…水を一気する賭けをしていたら兄は2杯ぐらい一気していた、気分が良い。 

2時45分頃、ふと「お腹が空いた」と言い出して一緒にココアを飲んだ。それだけじゃ満たされずコンビニに行った。夜中に手を繋いでコンビニに行くという私のちょっとした夢が叶って嬉しかった。「深夜のコンビニはハーゲンダッツでしょ!」なんて騒いでポテチとハーゲンダッツを買った。

「欲に忠実であること。私は人間に生まれてよかった」と左手にハーゲンダッツを持ちながら思った。


11月14日午後16時

睡眠欲と性欲を持て余していた。目が覚めるまで寝て、起きてフラフラと絡まりながら腕の中で微睡んでいた。手を伸ばせば届く距離に大切にしたい人がいる。それだけで心が温かくなる。好きとか愛してるとか、そんな言葉を通り過ぎた愛の言葉が、私たちの間で通っている。

最高の幸せは待つ人だけに訪れる。ハーゲンダッツ、リッチミルク。とても美味しかったので是非食べてほしい。私も待つことを楽しみながら生きていきたい。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

たまには我慢という言葉を忘れて過ごすのも良いですよね。

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