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誰といる時の自分が好きか

マカロニえんぴつさんの新曲を聴いてハッとした午後である。すぐに曲のリンクをLINEで兄に送った。「いい曲だね」と返信が来たことが嬉しかった。


『なんでもないよ、』

僕でよかったかい?こんな僕でよかったのかい?
なんて聞いたりしないよ、だって君がよかったんだ。そんな僕の予感なんだ。

君と一緒にいるという選択は僕が決めたこと。承認を君に委ねる隙がないほど、僕の意思は硬いのだろう。そうはっきりと言い切れる相手に出会えたこと。曲の彼はとても幸せだろう。そして、そう想ってもらえる彼女も幸せだろう。

Spotifyで最初に聴いた時は歌詞に感動して泣き、YouTubeでMVを見て追い泣きをしました……美しい曲なので是非聴いてほしい。

柄本時生さん大好きだから個人的にめっちゃ嬉しい。


好きだけど

昔付き合ってた人にこう言われたことがある。

「君のことはとても好きだけど、君の隣にいる自分がとても小さく、情けなく思えてしまうから辛い」

私の人に頼らず一人でなんでもやろうとする性格が、彼には合わなかったのかもしれない。当時の私には、なぜそう言われるのか訳が分からなかったが、今では分かる。劣等感を持つような相手と一緒にいたところで、本人に幸せなど生まれないだろう。今あの人が、別の人の隣で幸せに過ごしていることを祈るばかりである。


君といる時の僕が好きだ。

昼下がり。布団に兄と横になりながら、たわいもない話をしていた。私はふと気になっていた事を質問してみた。

「貴方は自分のこと好き?」

少し間があって

「貴方と一緒にいる時の、私は好き」

と柔らかな声で言われたのを覚えている。手を握って「私もだよ」と返して笑ったことも。自己肯定感を上げることはとても難しいが、誰かに助けられながらスキを大切にしていけたらなぁとぼんやり思う。

相手のことも、相手と一緒にいる自分も好きでいられること。私はそこにある全てを好きでいたい、大切にしたい。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

貴方は誰と一緒にいる自分が好きですか?

考えるきっかけに少しでも役立てば幸いです。

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