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サブ4レベルにインターバルは必要か

おはようございます!ランニングコーチの大野です。
よく聞かれる質問として、
「インターバルトレーングは必要ですか」
「サブ5レベルですがインターバルは必要でしょうか」
といったことはよく聞かれます。

中には「サブ5レベルではインターバルは必要ない」という声も聞きます。
果たして、一体何が正しいのでしょうか。
今回わたしが提示する意見もあくまで一個人の意見だと思っていただけたら幸いです。
鵜呑みにするのではなく、自身に合った方法を試していただけたらと。
それではいってみましょう!

どのレベルだろうがインターバルをやる価値はある

結論から言えば、やる価値はあります。
その理由は大きく2つ
・有酸素能力、筋持久力の向上
・可動域向上、フォーム改善

です。

それぞれ詳しくみていきましょう。
なぜ、有酸素能力と筋持久力が向上できるからいいのかというと、マラソンはこの2つの能力が求められるスポーツだからです。
長距離走というのは、如何にスピードを維持できるかを競うスポーツ。
言い換えるなら、スピード×持久力(筋持久力×有酸素能力)でしょうか。
ジョギングだけやペース走だけでは、これらすべてを効率的に向上させるのは難しいです。
もし、それだけで速くなるなら公園でいつも走っているおばちゃんは今頃とんでもなく速くなっています。
いやいや、サブ5レベルだと1kmあたりのスピードが遅いから必要ないでしょ!という声もわかります。
しかし、考えてみてほしいです。完走レベルの人にとって、1km6分はめちゃくちゃ速いですし、サブ5レベルの人にとっての1km5分台もダッシュレベルです。
その自分より速いペースを維持するためにもインターバルトレーニングは有効な手段の一つであると言えるのではないでしょうか。

2つ目は可動域の向上という点です。
こちらはどういうことかというと、ジョギングだけだと小さな動きしかしないため、非常に動きの小さなフォームとなってしまいます。
遅いペースでばかり走っていると、特に股関節周りを動かさなくなります。
これの何が悪いかというと、股関節を大きく使わないということは膝関節、足関節ばかり使うブレーキをかける走りとなってしまいます。
つまり、膝周りの故障が非常に多くなりますし、ふくらはぎをたくさん使うようになりすぐにふくらはぎを攣る傾向になります。
膝に痛みのある方、ふくらはぎをよく攣る方の多くは、股関節が使えていない場合が多いです。

そういった意味で、インターバルトレーニングのようなダイナミックな動きを要するトレーニングをすることで股関節周りを多く使えるようになります。

いずれするなら早い方がいい

以上の理由から、初心者はインターバルをする必要はないというのは少し疑問をいだきます。
ここからはボク個人の意見ですが、どうせいつかやるなら早くからやっていたほうがいいんじゃない?という考えです(笑)

例えるなら自転車に乗れるようになるためにずっと補助輪をつけているようなもの。いずれ、補助輪をとって走るんだから慣れたら、とっとと補助輪を外して、転んで転んで何度も転んで乗れるようになるべきだと思います。
乗れるかどうかは補助輪を外してみないとわかりません。
マラソンもレベルアップするためにインターバルをいずれするなら早くやってしまいましょというのが僕の考え。
むしろ、インターバルなどの機会がないと初心者はいつまで経っても有酸素能力や筋持久力、スピードを鍛える機会が来ません。
ジョギングと少し速いランニングだけでそれらを向上させるのは非常に大変です。

まとめ

今回は、サブ5レベルでもインターバルはするべきかという議題についてでした。賛否あるかと思いますが、あくまで僕自身は必要であると考えています。これらは机上の空論ではなく実際に、自身の教室でインターバルトレーニングを取り入れて、大幅に自己ベスト更新してきた参加者がいるので割と自信を持って言えます。
みなさんもダッシュしてね

それではまた!

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