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自然を走ろう

おはようございます!ランニングコーチの大野です。
みなさん普段どこで走っているでしょうか。
アスファルトのロード?
陸上競技場のトラック?
多くの方がロードで走っているのではないでしょうか。
今日は自然の中を走ることが大切であることをお話していきます。
きっとあなたも自然を走りたくなると思います。
それではいってみましょう!

人類は自然と暮らすようにデザインされている?

人類史で考えると、人類は何百万年も自然の中で暮らしてきました。
家に居住するようになったのは、農耕が始まった1万年前。工業化するまでは多くを自然と過ごしており、人類の体は自然と共存するようにできています。
具体的な例を挙げると、都会の喧騒から自然あふれる景色のある場所へ行った際に、心が動いたり、リラックスした気分になったりしませんか?
森林浴という言葉があるように、人は自然に触れると五感が刺激され幸せホルモンのセロトニンが分泌されます
現に、森林浴をするとうつ症状が改善されるとも言われております。
以上のことから人類は自然で生きるようにデザインされているのです。

自然を走るメリット

人類の構造はわかったと。では具体的にどんなメリットがあるのかを確認していきましょう。

メリット

・たくさんの筋肉を使う
・ランニングフォームの矯正
・五感が刺激される
・セロトニン分泌され幸福感が増加
・ストレスホルモンを抑える

大きなメリットとして、多くの筋肉を使うこととランニングフォームの改善が挙げられます。
なぜなら、自然の中を走ると土や砂利道に坂道などの不整地を走ることになります。不整地は凸凹の道が多く、普段のロードでは使われない筋肉を多く使うことになります。

具体的には、臀部や太もも周りで走り、バランスをとるために体幹部を使い、注意は払う必要もあり頭もフル稼働させます。
単調なロードを走るより、多くの筋肉や頭を使うため非常にオススメです。
さらに、ホルモンの分泌によりストレスが抑えられ、幸福感が増します。
トレイルランナーがロードランナーに比べ、熱狂的でかつ楽しそうなのは、こういった理由なのからかもしれません。

デメリット

・虫や動物
・移動
・外的要因の怪我

デメリットは外的要因が多いです。特に、虫や動物さらに捻挫や転倒による怪我など。普段のロードではあまりない怪我のリスクが伴うため、注意が必要です。
もう1点、自然が近くにない方は、移動の手間が生じるためそれもデメリットといえるでしょう。
しかし、デメリット以上のメリットがあるため、積極的に自然の中を走って頂きたいなと思います。

ケニア人はアスファルトを走らない?

実は、アフリカ系のランナーはアスファルトをほとんど走りません。
来日しているアフリカ系ランナーは極力アスファルトでのトレーニングを避け、不整地等で走ります。
なぜなら、ケガのリスクが高いからです。
アスファルトは、私達が思っている以上にダメージが大きい。
僕も、河川敷や海沿いなどの不整地を積極的に活用しています。
翌日の足の疲れが段違いです。ロードで30kmなんて走ろうもんならすぐにケガをしていました。
ケガのリスクを避けるためにも極力自然の中や不整地を走るようにしたいですね。

まとめ

まとめると、人間は自然で暮らすようにデザインされており、自然の中を走るのはメリットが多いから自然の中を走ろうよっていうお話でした。
僕は以下2冊の本の影響をかなり受けています。
洋書のため少々読みづらさはありますが、読んでいるうちに自然を走りたくなります。


https://www.instagram.com/hayateooono

https://www.instagram.com/ooono.photograph

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