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介護の話 ~アラフィフ青春ストーリー⑰

ただ今入院中の義父。
いろいろありましたが、だいぶ経過も良好の様子。
転院しリハビリ中です。(傷病名はあえて公開しませんが)

転院先では入院期間2ヶ月と言われています。
自宅での生活は限界のため、施設を探しています。
(限界の理由として…共働きであること、息子達も学校があること、他にも多数。身内に当りが強いこともありますが…苦笑)

介護施設を探す方法が解りません。
義父入院前に介護居宅サービスでお世話になったケアマネさんに連絡を取り確認をしたら、民間の介護施設相談センターを案内されました。
「いい施設が見つかるといいですね」とケアマネさんからショートメールの最後に一文ありましたが、その一文に世知辛さを感じました。
ケアマネが施設を探すスキルがないということは、介護の知識がない私たちに施設を探すことはもっと無謀だということです。

教えていただいた、介護施設相談センターにまずはメールで問い合わせ。

メールでいくつか質問し、義父の状況を伝えました。
施設について説明、候補などを実際相談室にて面談をします。
またこちらの担当相談員さんが丁寧な対応で驚きました。
自分が日中働いていることもあるので、専らメールでのやりとり。
紹介いただいた施設のうち、2つを見学することにしました。
他にも紹介いただいたのですが、あちこち見学に廻ると決めかねると考えたからです。2つに絞って両方見に行きました。

最初に見学したのはA施設。
お昼のタイミングであったことから、お食事も是非召し上がっていただきたいと実際施設で提供しているご飯をいただきました。
元々給食を作る会社が運営していると聞いたので、食事は徹底しているとのこと。美味しかったです。
次がB施設。
昨年開設したばかりのため建物も室内もきれいで、新築の香りがします。
印象的だったのは説明が細かかったこと。
確かに記入する書類等細かいかなとは思いましたが、それだけ受け入れ体勢をしっかりしているということで。

施設探しは大変(苦笑)
老人の独り暮らしも、部屋を貸す側も「孤独死」問題となると、後片付けが大変なため、あまり高齢だと部屋を貸さなくなっています。
そのことも含めて需要が増えたこともあるのでしょう。ある意味競争ですよね。
今回探した施設は「サービス付き有料老人ホーム」です。
(その他「介護付き有料老人ホーム」と「住宅型有料老人ホーム」と種類がありますが、義父の状況から「サ高住」を選択してます。)

はっきり言ってしまえば、義父とは私は血の繋がりがないので、どっちの施設でも構わないです。
家族として強いて言うのなら、B施設の方が説明と詳細に好感が持てました。最終的に決めるのは唯一の親族である夫に委ねます。

施設探しでもうひとつ。
有料老人ホームの費用が高いこと。
生活困窮の方、年金額が少ない方は、預金を崩して利用するしかなく。
親族の持ち出しになってしまうのが大半では。
介護スタッフの手厚いフォローを考えたら、「介護職」の給与や補助金をもっと上げてくださいよ、国政の皆さん。
そう思ってしまったのでした。
今後、単独老人の割合が増えると思うし(団塊の世代はもう70歳オーバー)
けどまあ高齢福祉に何処までお金をかけるかという問題も。

自分が高齢者になった時にはどうなっているかな。
息子達には迷惑掛けたくないのはそうだけど、
認知機能がおかしくなったら歯止め利かないよね…

などなど。アラフィフが50歳代に入っていないのに、その先の世界を想像して不安と迷いにぐるぐるするのでした。

結論「介護もめんどくさい。」


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