「悩むこと」を奪わないケア
看護職者は、
基本的におせっかいだと思う。
「患者さまの助けになりたい」
という思いは、とても綺麗だ。
けれど、その思いが高じて
「経験しない方がよい苦労とか、
苦痛やツラさは
できるだけ前もって教えてあげたい」
と考えてしまう。
産後ケアや授乳相談などで
産後のお母さんお話していると
「こうしたら、もっと楽になれそう」
「こっちの方が、より効率的な気がする」
と、もどかしく感じることがある。
子どもを育てているときも、
「子どもが困らないように」
「子どもが失敗しないように」と
先回りしたくなることがある。
「悩むこと」「苦労すること」は、
悪いことではない。
悩んだり、大変な思いをして、
でも自分で考えて、
勇気を出して選んだ経験は、
その人にとってかけがえのないものだ。
「悩むこと」を奪わないケア、
「苦労すること」を奪わない子育てを
していきたい。
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助産師hana【子育てを、安心であたためる】
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