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「子どもがごはんを食べない」時は、自分が美味しく食べれば良い。

「子どもがごはんを食べない」
「せっかく離乳食を作ったのに、また残された」

子育てをしていると、そんな風に、悩んだりガッカリしたりすることがある。

「たくさん食べて欲しい」
「美味しく食べて欲しい」
そんな風に心をこめて作った料理を残されると、
心のダメージもひとしおだ。

「さて、今日は何をつくろうかな」
冷蔵庫をのぞき込みながら、今日の夕食のメニューを考えていた。

ふと、昨日の夕食の残りが目に入る。
(昨日は牛丼だった。)

私は、
炊飯器に中途半端に残っていたごはんと、牛丼の具をチンして
台所の片隅で立ったまま食べ始めた。

「ぼくも、食べたい」
年長の次男と、目が合った。

「えっ。これ、昨日の残りものだよ」
もう、5口くらいしか残っていない。

「うん、食べたい!」

結局、夕食前にちょっと腹ごしらえしようと思ったのに、
ほとんど食べられてしまった。

「もっと食べたかったのに!」
次男は食が細くて、いつも最後まで食卓でごはんを食べているのに。

「食べなさい」「やりなさい」と強いるのではなく、
「食べたいなぁ」「やりたいなぁ」と思える状況を作ってあげることが、
子育てのコツなのかもしれない。

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助産師hana【子育てを、安心であたためる】

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